32.1 SDO_TRKR.CREATE_TRACKING_SET
書式
SDO_TRKR.CREATE_TRACKING_SET( tracking_set_name IN VARCHAR2, num_trkr_queues IN NUMBER(38) DEFAULT 4, num_loc_queues IN NUMBER(38) DEFAULT 1);
説明
位置追跡サーバーに必要な追跡セット、具体的には表およびキューを作成します。
パラメータ
- tracking_set_name
-
追跡セットの名前。
- num_trkr_queues
-
追跡メッセージを管理するために作成するキューの数。このパラメータに対するデフォルト値は4です。追跡地域表内の地域数が多い場合、トラッカ・キューを多くするとパフォーマンスが向上することがあります。作成されたトラッカ・キューごとにスケジューラ・ジョブも作成されるため、トラッカ・キューの数はシステム・リソースとバランスをとる必要もあります。
- num_loc_queues
-
位置メッセージを管理するために作成するキューの数。このパラメータのデフォルト値は1です。追跡されるオブジェクト数が多い場合、位置キューを多くするとパフォーマンスが向上することがあります。作成された位置キューごとにスケジューラ・ジョブも作成されるため、位置キューの数はシステム・リソースとバランスをとる必要もあります。
使用上のノート
このプロシージャでは、位置追跡サーバーに必要な表およびキューを作成します。これは、位置追跡サーバーを有効にするために必要な最初のステップです。
位置追跡サーバーの概念および使用方法については、「位置追跡サーバー」を参照してください。
例
次の例では、8個の追跡キューと8個の位置キューを持つTRACKING_EXAMPLEという名前の追跡ネットワークを作成します。
EXECUTE SDO_TRKR.CREATE_TRACKING_SET('TRACKING_EXAMPLE', 8, 8);
親トピック: SDO_TRKRパッケージ(位置追跡)