1.25 SPATIAL_VECTOR_ACCELERATIONシステム・パラメータ

空間演算子のパフォーマンスを最適化するには、SPATIAL_VECTOR_ACCELERATIONデータベース・システム・パラメータの値がTRUEである必要があります。

空間オペレータのパフォーマンスを高速化するベクトル・パフォーマンス・アクセラレータ(VPA)機能は、SPATIAL_VECTOR_ACCELERATIONデータベース・システム・パラメータの値によって制御されます。リリース21cから、このパラメータのデフォルト値はTRUEです。

SPATIAL_VECTOR_ACCELERATIONパラメータをTRUEにすると、次のようなメリットがあります。

  • 空間演算子および関数のための空間アルゴリズムが向上する

  • メタデータのキャッシュによってあらゆる空間演算子および関数の全体的な性能が向上する

  • すべてのDML演算子用のメタデータのキャッシュによって、空間表における挿入、更新および削除操作の速度が向上する

特に正当な理由がないかぎり、このパラメータをFALSEに設定しないでください。値をTRUEまたはFALSEに明示的に設定する必要がある場合は、(値をFALSEに設定した後でTRUEに変更する場合など)、システム全体または1つのセッションに対して値を設定できます。たとえば、システム全体に対して値を設定するには、次のいずれかを実行します。

  • 適切な権限を持つアカウントから次の文を入力します。

    ALTER SYSTEM SET SPATIAL_VECTOR_ACCELERATION = TRUE;
    
  • データベース初期化ファイル(xxxinit.ora)に次の文を追加します。

    SPATIAL_VECTOR_ACCELERATION = TRUE;
    

現行のセッションに対して値を設定するには、適切な権限を持つアカウントから次の文を入力します。たとえば:

ALTER SESSION SET SPATIAL_VECTOR_ACCELERATION = TRUE;

関連項目: