上位SQLに基づく高負荷SQL文の識別
ADDMはシステム規模のパフォーマンス低下を引き起こす可能性のある高負荷SQL文を自動的に識別します。通常の状況では、高負荷SQL文の手動による識別は不要です。ただし、場合によってはより大まかなレベルでSQL文を監視することがあります。
Cloud Controlのトップ・アクティビティ・ページの「上位SQL」セクションにより高負荷SQL文を5分間隔で識別できます。
図11-1は、「トップ・アクティビティ」ページの例を示しています。このページには、データベースで実行される上位アクティビティの1時間の時間軸が表示されます。データベース・アクティビティの高い割合を使用するSQL文は、「上位SQL」セクションの下にリストされ、5分間隔で表示されます。
「SQLモニタリング」にアクセスするには:
-
「ターゲット」ドロップダウン・メニューから「データベース」を選択します。
詳細は、「データベースのホームページのアクセス」を参照してください。
-
「パフォーマンス」ドロップダウンから、「パフォーマンス・ハブ」および「ASH分析」を選択します。
-
「平均アクティブ・セッション基準」の右側にあるドロップダウン・メニューを使用して、「SQL」およびそのポップアップ・オプションの1つを選択します。
- SQL ID
- トップ・レベルSQL ID
- SQL強制一致署名
- SQL計画ハッシュ値
- SQL完全計画ハッシュ値
- SQL計画操作
- SQL計画操作行
- SQLオプコード
- トップ・レベルSQLオプコード
-
5分間隔を移動するには、影付きボックスを目的の時間にドラッグします。
「上位SQL」セクションに含まれる情報は自動的に更新され、選択した時間間隔を反映します。