SQLアクセス・アドバイザ推奨事項の実装
SQLアクセス・アドバイザの推奨事項は、簡単な提案から、一連の既存の実表をパーティション化し、一連のデータベース・オブジェクト(索引、マテリアライズド・ビュー、マテリアライズド・ビュー・ログ)を実装するといった複雑なソリューションにまで及びます。実装する推奨事項を選択し、ジョブの実行がいつ必要とされるかをスケジュールできます。
SQLアクセス・アドバイザの推奨事項を実装するには:
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コスト・ベネフィットについてSQLアクセス・アドバイザ推奨事項を確認し、もしあればどれを実装するかを判断します。
詳細は、「SQLアクセス・アドバイザ推奨事項の確認」を参照してください。
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「タスクの結果」ページにアクセスします。(「SQLアクセス・アドバイザ推奨事項の確認」を参照)。
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「推奨」をクリックします。
「推奨」サブページが表示されます。
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「実装用の推奨の選択」で、実装する推奨事項を選択して「スケジュール実装」をクリックします。
次の例では、IDの値が
1
の推奨事項が選択されています。「スケジュール実装」ページが表示されます。
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システムで生成されたジョブ名を使用しない場合は、「ジョブ名」フィールドにジョブ名を入力します。
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エラーが発生した場合は、実装ジョブを停止する必要があるかどうかを判断します。次のいずれかの操作を行います。
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エラーが発生した場合に処理を停止するには、「エラー時に停止」を選択します。
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エラーが発生した場合に処理を続行するには、「エラー時に停止」の選択を解除します。
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「スケジュール・オプション」の下の「スケジュール・タイプ」リストで、タスクのスケジュール・タイプおよびタスクを実行するメンテナンス・ウィンドウを選択します。次のいずれかの操作を行います。
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「標準」をクリックします。
このスケジュール・タイプにより、タスクの繰返し間隔および開始時間を選択できます。ステップは次のとおりです。
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「タイムゾーン」フィールドにタイムゾーンのコードを入力するか、または検索アイコンをクリックしてコードを領域に移動します。
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「繰返し」リストで、「繰返しなし」を選択してタスクを1回のみ実行するか、または時間の単位を選択して「間隔」フィールドに単位数を入力します。
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「開始」の下にある「即時」を選択してすぐにタスクを開始するか、または「後で」を選択して「日付」および「時間」のフィールドを使用して指定した時刻に開始するタスクをスケジュールします。
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「事前定義されたスケジュールの使用」をクリックします。
このスケジュール・タイプにより、既存のスケジュールを選択できます。次のいずれかの操作を行います。
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「スケジュール」フィールドに、タスクに使用されるスケジュールの名前を入力します。
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スケジュールを検索するには、検索のアイコンをクリックします。
「検索と選択: スケジュール」ダイアログ・ボックスが表示されます。
必要なスケジュールを選択し、「選択」をクリックします。「スケジュール」フィールドに選択したスケジュールが表示されます。
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「繰返し間隔にPL/SQLを使用する標準」をクリックします。
このスケジュール・タイプにより、タスクの繰返し間隔および実行期間を選択できます。ステップは次のとおりです。
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「タイムゾーン」フィールドにタイムゾーンのコードを入力するか、または検索アイコンをクリックしてコードを領域に移動します。
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「開始可能時間」の下にある「即時」を選択してすぐにタスクを開始するか、または「後で」を選択して「日付」および「時間」のフィールドを使用して指定した時刻に開始するタスクをスケジュールします。
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「繰返し間隔」フィールドに、
SYSDATE+1
などのPL/SQLのスケジュール式を入力します。 -
実行画面の終了日がないことを示す場合は、「終了期限」で「終了日なし」を選択するか、または「指定された終了日」を選択して「日付」および「時間」のフィールドを使用して終了日を指定します。
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「事前定義されたウィンドウの使用」をクリックします。
このスケジュール・タイプにより、既存のウィンドウを選択できます。「ウィンドウを閉じる際の停止」を選択してウィンドウを閉じるときにジョブを停止します。次のいずれかの操作を行います。
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「ウィンドウ」フィールドに、タスクに使用されるウィンドウの名前を入力します。
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ウィンドウを検索するには、検索のアイコンをクリックします。
「検索と選択: ウィンドウとウィンドウ・グループ」ダイアログ・ボックスが表示されます。
目的のウィンドウを選択し、「選択」をクリックします。「スケジュール」フィールドに選択したウィンドウが表示されます。
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「イベント」をクリックします。
ステップは次のとおりです。
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「タイムゾーン」フィールドにタイムゾーンのコードを入力するか、または検索アイコンをクリックしてコードを領域に移動します。
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「イベント・パラメータ」で、「キュー名」および「条件」に値を入力します。
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「開始」の下にある「即時」を選択してすぐにタスクを開始するか、または「後で」を選択して「日付」および「時間」のフィールドを使用して指定した時刻に開始するタスクをスケジュールします。
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実行画面の終了日がないことを示す場合は、「終了期限」で「終了日なし」を選択するか、または「指定された終了日」を選択して「日付」および「時間」のフィールドを使用して終了日を指定します。
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「カレンダ」をクリックします。
ステップは次のとおりです。
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「タイムゾーン」フィールドにタイムゾーンのコードを入力するか、または検索アイコンをクリックしてコードを領域に移動します。
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「カレンダ式」に、カレンダ式を入力します。
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「開始」の下にある「即時」を選択してすぐにタスクを開始するか、または「後で」を選択して「日付」および「時間」のフィールドを使用して指定した時刻に開始するタスクをスケジュールします。
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実行画面の終了日がないことを示す場合は、「終了期限」で「終了日なし」を選択するか、または「指定された終了日」を選択して「日付」および「時間」のフィールドを使用して終了日を指定します。
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この例では、スケジュール・タイプに「標準」が選択されています。ジョブは繰り返されず、すぐに開始されるようにスケジュールされます。
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オプションで、「SQL表示」をクリックしてジョブのSQLテキストを表示します。
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「発行」をクリックしてジョブを発行します。
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ジョブがすぐに開始するようにスケジュールされているか、または後で開始するようにスケジュールされているかによって、次のいずれかの操作を行います。
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ステップは次のとおりです。
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「管理」メニューから、「Oracle Scheduler」を選択し、「ジョブ」を選択します。。
「スケジューラのジョブ」ページが表示されます。
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実装ジョブを選択し、「ジョブ定義の表示」をクリックします。
選択したジョブに対する「ジョブの表示」ページが表示されます。
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「ジョブの表示」ページの「操作の詳細」の下で、操作のステータスを確認します。
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オプションで、操作を選択して「表示」をクリックします。
「操作の詳細」ページが表示されます。
このページには、トラブルシューティングに使用できる情報(開始日および開始時間、実行期間、使用されるCPU時間、セッションIDなど)が含まれます。
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オプションとして、データベースのホームページから、「スキーマ」を選択し、次に作成されたオブジェクトのページを選択します。
作成されるアクセス構造のタイプによって、Indexesページ、Materialized ViewsページまたはMaterialized View Logsページを使用してアクセス構造を表示できます。