セッション識別子の監視

「平均アクティブ・セッション基準」ドロップダウンには、次の共通ビューを持つ「セッション識別子」ポップアップが表示されます。

  • インスタンス
  • サービス
  • ユーザー・セッション
  • パラレル処理
  • ユーザー名
  • プログラム
  • セッション・タイプ

サービスは共通の属性、サービス・レベルのしきい値、優先度を持つアプリケーション・グループです。たとえば、SYS$USERSサービスは、サービス名を明示的に指定せずユーザー・セッションが確立されたときに使用するデフォルトのサービス名です。SYS$BACKGROUNDサービスは、すべてのデータベースのバックグラウンド・プロセスで構成されています。サービスが待機時間の大部分を使用している場合、そのサービスを調べる必要があります。

セッションは、データベース・インスタンス・メモリー内の論理的なエンティティで、データベースに対する現在のユーザー・ログインの状態を表します。セッションは、ユーザーがデータベースにログインしてから切断するまで続きます。たとえば、SQL*Plusを開始したとき、ユーザーはセッションを確立するために有効なデータベースのユーザー名およびパスワードを提供する必要があります。単一のセッションがデータベース・アクティビティの大部分を使用している場合、そのセッションを調べる必要があります。

セッション識別子を監視するには:

  1. パフォーマンス・ハブ・ページにアクセスします(ユーザー・アクティビティの監視を参照)。

  2. 「平均アクティブ・セッション基準」のドロップダウンをクリックし、マウスを「セッション識別子」に移動して、ポップアップから目的のビューを選択します。

    • インスタンス
    • サービス
    • ユーザー・セッション
    • パラレル処理
    • ユーザー名
    • プログラム
    • セッション・タイプ

    グラフ、表およびページに関する情報が、選択した基準を反映するように更新されます。