SQLアクセス・アドバイザ推奨事項の確認: サマリー

「サマリー」サブページにはSQLアクセス・アドバイザによる分析の概要が表示されます。

サマリーの詳細を確認するには:

  1. 「タスクの結果」ページにアクセスします。(SQLアクセス・アドバイザ推奨事項の確認を参照)。

  2. 「サマリー」をクリックします。

    「タスクの結果」ページの「サマリー」サブページが表示されます。

    この例では「制限モード」が選択されているため、SQLアクセス・アドバイザは、すべてのSQL文ではなく最もコストの大きいSQL文を分析します。

  3. 「ワークロードの全体的なパフォーマンス」で、推奨事項の実装における向上の可能性を評価します。

  4. 「ワークロードのI/Oコスト」グラフを使用して元のワークロードのI/Oコストを新しいコストと比較します。

    この例では、推奨事項の実装によりワークロードのI/Oコストが1億710万から4310万に削減されました。

  5. 「問合せ実行時間の向上」グラフを使用して問合せ実行時間の向上を比較します。

    このグラフには、ワークロード内で推奨事項の使用により実行時間が短縮されるSQL文の割合が表示されます。SQL文は反映される向上の係数によりグラフの横軸(1倍から10倍)に沿って分類されます。反映される向上の係数に対して、向上するSQL文の割合は縦軸(0%から100%)に沿って計算されます。

    この例では、ワークロード内の約62%のSQL文では、実行時間は改善されませんが、残りの約25%では4倍以上の改善の可能性があります。

  6. 「推奨」で、「推奨操作の数を表示」をクリックします。

    次の例では、索引を2つ、マテリアライズド・ビューを4つ、マテリアライズド・ビュー・ログを4つ作成することを推奨しています。

  7. 「SQL文」で、「文の数を表示」をクリックしてSQL文のタイプを表示します。

    次の例では、25のSELECT文が分析されています。