SQLアクセス・アドバイザ推奨事項の確認: サマリー
「サマリー」サブページにはSQLアクセス・アドバイザによる分析の概要が表示されます。
サマリーの詳細を確認するには:
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「タスクの結果」ページにアクセスします。(「SQLアクセス・アドバイザ推奨事項の確認」を参照)。
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「サマリー」をクリックします。
「タスクの結果」ページの「サマリー」サブページが表示されます。
この例では「制限モード」が選択されているため、SQLアクセス・アドバイザは、すべてのSQL文ではなく最もコストの大きいSQL文を分析します。
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「ワークロードの全体的なパフォーマンス」で、推奨事項の実装における向上の可能性を評価します。
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「ワークロードのI/Oコスト」グラフを使用して元のワークロードのI/Oコストを新しいコストと比較します。
この例では、推奨事項の実装によりワークロードのI/Oコストが1億710万から4310万に削減されました。
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「問合せ実行時間の向上」グラフを使用して問合せ実行時間の向上を比較します。
このグラフには、ワークロード内で推奨事項の使用により実行時間が短縮されるSQL文の割合が表示されます。SQL文は反映される向上の係数によりグラフの横軸(1倍から10倍)に沿って分類されます。反映される向上の係数に対して、向上するSQL文の割合は縦軸(0%から100%)に沿って計算されます。
この例では、ワークロード内の約62%のSQL文では、実行時間は改善されませんが、残りの約25%では4倍以上の改善の可能性があります。
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「推奨」で、「推奨操作の数を表示」をクリックします。
次の例では、索引を2つ、マテリアライズド・ビューを4つ、マテリアライズド・ビュー・ログを4つ作成することを推奨しています。
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「SQL文」で、「文の数を表示」をクリックしてSQL文のタイプを表示します。
次の例では、25の
SELECT
文が分析されています。