選択したベースラインのメトリックしきい値の設定

この項では、ベースラインを選択し、そのしきい値を編集する方法について説明します。しきい値のタイプ(たとえば、しきい値の基準を重大レベルにするか、最大値の割合にするか、または固定値にするか)を構成できます。データベースでクリティカルなアラートまたは警告が生成されるタイミングを決定する、しきい値のレベルを構成することもできます。

デフォルトの変動ベースラインまたは「AWRベースライン」ページで作成したベースラインのしきい値を編集できます。「AWRベースライン」ページから統計の計算をスケジューリングし、統計が静的ベースラインにおける計算を終了した後に、「しきい値の編集」ページでベースラインを選択できます。

選択した変動ベースラインのメトリックしきい値を設定するには:

  1. 「ベースライン・メトリックしきい値」ページにアクセスします(デフォルトの移動ベースラインのメトリックしきい値の設定を参照)。

  2. 「表示」リストで、「基本メトリック」を選択します。

    「ベースライン・メトリックしきい値」ページが表示されます。

  3. 「カテゴリ/名前」列で、しきい値を選択または変更するメトリックのリンクをクリックします。

    たとえば、「トランザクション数/秒」をクリックします。

    「しきい値の編集: トランザクション数/秒」が表示されます。

    このページのグラフでは、24時間のメトリック・アクティビティの簡単な表示および詳細な表示が示されます。一番上の簡単なグラフで、24時間に対して示されるメトリック値を表示する日をクリックします。

  4. 「AWRベースライン」の「名前」リストで、デフォルトのSYSTEM_MOVING_WINDOWまたは「AWRベースライン」ページで作成したベースラインの名前のいずれかを選択します。

    「AWRベースライン」ページから統計の計算をスケジューリングし、統計が静的ベースラインにおける計算を終了した後、「AWRベースライン」リストにベースラインが表示されます。

    この例では、BASELINE_TUE_1120が選択されています。

    ページがリフレッシュされ、選択したベースラインのグラフが表示されます。

  5. 「しきい値の設定」セクションで次のステップを実行して設定を変更します。

    1. 「しきい値のタイプ」リストで、タイプを選択します。

    2. 「クリティカル」リストで、レベルを選択します。

    3. 「警告」リストで、値を選択します。

    4. 「発生」リストで、値を選択します。

  6. 「しきい値の適用」をクリックします。

    ベースライン・メトリックしきい値ページが再表示されます。ページには、変更後のメトリックしきい値設定が表示されます。