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B.1 サポート対象のSQL文

いくつかの例外はあるものの、ゲートウェイではOracleのDELETE文、INSERT文、SELECT文およびUPDATE文が完全サポートされています。

ゲートウェイでは、Oracleデータ定義言語(DDL)文はサポートされていません。 Oracle ALTER, CREATE, DROP, GRANT文またはTRUNCATE文の形式は使用できません。 かわりに、ALTER, CREATE, DROP文およびGRANT文では、Sybaseデータベースに対してDDL文を使用する必要がある場合は、ゲートウェイのパススルー機能を使用します。

ノート:

TRUNCATEはパススルー文では使用できません。

• DELETE
  Oracle Database Gateway for Sybaseは、DELETE文を完全にサポートします。
• INSERT
  Oracle Database Gateway for Sybaseは、INSERT文を完全にサポートします。
• SELECT
  Oracle Database Gateway for Sybaseは、いくつかの例外を除き、SELECT文をサポートします。
• UPDATE
  Oracle Database Gateway for Sybaseは、UPDATE文を完全にサポートします。

関連項目:

トランザクションでのSQL文の実行の詳細は、キーワード、パラメータおよびオプションの詳細な説明およびSybaseのドキュメントを参照してください。「Oracle Database SQL言語リファレンス」。

B.1.1 DELETE

Oracle Database Gateway for Sybaseは、DELETE文を完全にサポートします。

ただし、SybaseでサポートされているOracle関数のみを使用できます。

関連項目:

サポートされている関数のリストは、「Sybaseでサポートされる関数」を参照してください。

B.1.2 INSERT

Oracle Database Gateway for Sybaseは、INSERT文を完全にサポートします。

ただし、SybaseでサポートされているOracle関数のみを使用できます。

関連項目:

サポートされている関数のリストは、「Sybaseでサポートされる関数」を参照してください。

B.1.3 SELECT

Oracle Database Gateway for Sybaseは、いくつかの例外を除き、SELECT文をサポートします。

SELECT文がサポートされていますが、次の例外があります:

• CONNECT BY条件
• NOWAIT
• START WITH条件
• WHERE CURRENT OF

B.1.4 UPDATE

Oracle Database Gateway for Sybaseは、UPDATE文を完全にサポートします。

ただし、SybaseでサポートされているOracle関数のみを使用できます。 また、外側の問合せで同じ表名を参照するSQL文をサブ問合せで使用することはできません。 副問合せは、SET句ではサポートされていません。

関連項目:

サポートされている関数のリストは、「Sybaseでサポートされる関数」を参照してください。