6.1 SDO_NET.ADD_CHILD_FEATURE

構文

SDO_NET.ADD_CHILD_FEATURE(
     parent_layer_id   IN NUMBER,
     parent_feature_id IN NUMBER,
     child_layer_id    IN NUMBER,
     child_feature_id  IN SDO_NET_LAYER_FEAT,
     sequence_number   IN NUMBER DEFAULT NULL,
     check_integrity   IN BOOLEAN DEFAULT TRUE);

説明

フィーチャを、指定した親フィーチャの子フィーチャとして関連付けます。

パラメータ

parent_layer_id

親フィーチャ・レイヤーのIDを指定します。

parent_feature_id

指定した子フィーチャの親フィーチャになるフィーチャのIDを指定します。

child_layer_id

子フィーチャ・レイヤーのIDを指定します。

child_feature_id

指定した親フィーチャの子フィーチャとして関連付けられるフィーチャのIDを指定します。(SDO_NET_LAYER_FEAT型の詳細は、「フィーチャ・モデリングに使用するデータ型」を参照してください。)

sequence_number

子フィーチャ・レイヤー内のchild_feature_idフィーチャの順序番号を指定します。このパラメータがNULLの場合、現在の最終番号の次の順序番号が割り当てられます。

check_integrity

TRUE (デフォルト)を指定すると、子フィーチャが存在するかどうかを確認し、存在しない場合はエラーが生成されます。FALSEを指定すると、子フィーチャが存在するかどうかを確認しません。

使用上のノート

指定した子フィーチャは、すでに存在している必要があります。

複数のフィーチャを子フィーチャとして関連付けるには、SDO_NET.ADD_CHILD_FEATURESプロシージャを使用します。

次の例では、順序番号2で子フィーチャを追加します。

DECLARE
  parent_layer_id NUMBER;
  parent_feature_id NUMBER := 1;
  child_layer_id NUMBER;
  child_feature_id NUMBER := 3;
BEGIN
  parent_layer_id := sdo_net.get_feature_layer_id('GRID', 'PARENT_LAYER');
  child_layer_id := sdo_net.get_feature_layer_id('GRID', 'POI');
  sdo_net.add_child_feature(parent_layer_id, parent_feature_id, child_layer_id, child_feature_id, 2, true);
END;
/