4.14 SDO_TOPO_MAP.CREATE_TOPO_MAP

構文

SDO_TOPO_MAP.CREATE_TOPO_MAP(     
  topology         IN VARCHAR2,      
  topo_map         IN VARCHAR2,      
  number_of_edges  IN NUMBER DEFAULT 100,      
  number_of_nodes  IN NUMBER DEFAULT 80,      
  number_of_faces  IN NUMBER DEFAULT 30);

説明

既存のトポロジに関連付けられたTopoMapオブジェクト・キャッシュを作成します。

パラメータ

topology

トポロジの名前を指定します。名前は20文字以下である必要があります。

topo_map

TopoMapオブジェクトの名前を指定します。(TopoMapオブジェクトの詳細は、「TopoMapオブジェクト」を参照してください。)

number_of_edges

任意の時点でTopoMapオブジェクトに存在すると想定されるエッジの最大数を指定します。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値の100が使用されます。

number_of_nodes

任意の時点でTopoMapオブジェクトに存在すると想定されるノードの最大数を指定します。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値の80が使用されます。

number_of_faces

任意の時点でTopoMapオブジェクトに存在すると想定されるフェイスの最大数を指定します。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値の30が使用されます。

使用上のノート

指定したTopoMapオブジェクトに関連付けられたキャッシュ内に格納されるエッジ、ノードまたはフェイス(あるいはこれらの組合せ)のおおまかな数を適切に判断できる場合、number_of_edgesnumber_of_nodesおよびnumber_of_facesパラメータを使用すると、プロシージャのパフォーマンスが向上し、メモリー使用量を低減できます。Spatialは、まず、各タイプの指定された数またはデフォルトの数のオブジェクトにメモリー・キャッシュを割り当て、より多くのオブジェクトを格納する必要がある場合は、後で割当てを段階的に増やします。

1回のユーザー・セッションに複数のTopoMapオブジェクトを作成できますが、1回のユーザー・セッションに存在できる更新可能なTopoMapオブジェクトは常に1つのみです。

インメモリー・キャッシュを使用して位相要素を編集する方法の詳細は、「トポロジ・データを編集する方法」を参照してください。

このプロシージャの使用は、クライアント側のJava APIに含まれるTopoMapクラス(「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」を参照)のコンストラクタをコールする場合と同じです。

次の例では、CITY_DATA_TOPOMAPという名前のTopoMapオブジェクトおよびそれに関連付けられたキャッシュを作成して、そのTopoMapオブジェクトをCITY_DATAという名前のトポロジに関連付けます。(この例では、「トポロジ・データから作成したトポロジ」の定義およびデータを参照しています。)

CALL SDO_TOPO_MAP.CREATE_TOPO_MAP('CITY_DATA', 'CITY_DATA_TOPOMAP');