4.16 SDO_TOPO_MAP.GET_CONTAINING_FACE
構文
SDO_TOPO_MAP.GET_CONTAINING_FACE( topology IN VARCHAR2, topo_map IN VARCHAR2, point IN SDO_GEOMETRY ) RETURN NUMBER;
または
SDO_TOPO_MAP.GET_CONTAINING_FACE( topology IN VARCHAR2, topo_map IN VARCHAR2, x IN NUMBER, y IN NUMBER ) RETURN NUMBER;
説明
指定された点を含むフェイスのフェイスID番号を戻します。
パラメータ
- topology
-
フェイスおよび点を含むトポロジの名前またはNULL値(「GET_xxxトポロジ・ファンクションの使用」を参照)を指定します。名前は20文字以下である必要があります。
- topo_map
-
TopoMapオブジェクトの名前またはNULL値(「GET_xxxトポロジ・ファンクションの使用」を参照)を指定します。(TopoMapオブジェクトの詳細は、「TopoMapオブジェクト」を参照してください。)
- point
-
点を示すジオメトリ・オブジェクトを指定します。
- x
-
点のX軸値を指定します。
- y
-
点のY軸値を指定します。
使用上のノート
topology
またはtopo_map
パラメータには、有効な名前を指定する必要があります(「GET_xxxトポロジ・ファンクションの使用」を参照)。
このファンクションは、指定されたTopoMapオブジェクトのフェイス(孤立フェイスを含む)のうち、孤立要素を除外したオープン・セットに、指定された点が含まれるフェイスを判断します(存在する場合)。(孤立要素を除外したフェイスのオープン・セットは、フェイス内のすべての点で構成されますが、境界上の点は含みません。)点がフェイスの境界上にある場合、ファンクションは値0 (ゼロ)を戻します。
トポロジ全体がTopoMapオブジェクトにロードされており、点がキャッシュの有限フェイス内に存在しない場合、このファンクションは値-1(ユニバース・フェイス)を戻します。トポロジのウィンドウがTopoMapオブジェクトにロードされており、点がキャッシュの有限フェイス内に存在しない場合、このファンクションは、点がウィンドウ内に存在する場合は値-1(ユニバース・フェイス)を戻し、点がウィンドウの外部に存在する場合は値0(ゼロ)を戻します。トポロジ全体もウィンドウもロードされていない場合、このファンクションは0(ゼロ)を戻します。
このファンクションの動作は、クライアント側のJava APIに含まれるTopoMap
クラス(「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」を参照)のgetContainingFace
メソッドを使用する場合と同じです。
例
次の例では、TopoMapオブジェクトCITY_DATA_TOPOMAP
の(22, 37)に存在する点を含むフェイスのフェイスID番号を戻します。(この例では、「トポロジ・データから作成したトポロジ」の定義およびデータを参照しています。)
SELECT SDO_TOPO_MAP.GET_CONTAINING_FACE(null, 'CITY_DATA_TOPOMAP', SDO_GEOMETRY(2001, NULL, SDO_POINT_TYPE(22,37,NULL), NULL, NULL)) FROM DUAL; SDO_TOPO_MAP.GET_CONTAINING_FACE(NULL,'CITY_DATA_TOPOMAP',SDO_GEOMETRY(2001,NULL -------------------------------------------------------------------------------- 2
親トピック: SDO_TOPO_MAPパッケージ・サブプログラム