4.52 SDO_TOPO_MAP.VALIDATE_TOPOLOGY

構文

SDO_TOPO_MAP.VALIDATE_TOPOLOGY(     
  topology  IN VARCHAR2,      
) RETURN VARCHAR2;

または

SDO_TOPO_MAP.VALIDATE_TOPOLOGY(
  topology         IN VARCHAR2,
  prevent_updates  IN VARCHAR2,
  level            IN NUMBER DEFAULT 1      
) RETURN VARCHAR2;

または

SDO_TOPO_MAP.VALIDATE_TOPOLOGY(
  topology  IN VARCHAR2,
  xmin      IN NUMBER,
  ymin      IN NUMBER,  
  xmax      IN NUMBER,
  ymax      IN NUMBER      
) RETURN VARCHAR2;

または

SDO_TOPO_MAP.VALIDATE_TOPOLOGY(
  topology  IN VARCHAR2,
  xmin      IN NUMBER,
  ymin      IN NUMBER,  
  xmax      IN NUMBER,
  ymax      IN NUMBER      
) RETURN VARCHAR2;

説明

トポロジ全体またはトポロジのウィンドウ(矩形部分)を、TopoMapオブジェクトにロードします。トポロジの構造に一貫性がある場合は文字列TRUEを戻し、一貫性がない場合は例外が発生します。

パラメータ

topology

検証するトポロジの名前を指定します。名前は20文字以下である必要があります。

xmin

検証するウィンドウ(トポロジの矩形部分)の左下のX座標値を指定します。

ymin

検証するウィンドウ(トポロジの矩形部分)の左下のY座標値を指定します。

xmax

検証するウィンドウ(トポロジの矩形部分)の右上のX座標値を指定します。

ymax

検証するウィンドウ(トポロジの矩形部分)の右上のY座標値を指定します。

prevent_updates

検証の実行中に、他のユーザーがトポロジを更新できないようにするにはTRUEを指定します。検証の実行中に、他のユーザーがトポロジを更新できるようにするにはFALSEを指定します。FALSEを指定した場合、他のユーザーによって検証の実行中に行われたトポロジの変更は、このファンクションでは考慮されず、結果にも影響しません。

level

次の事項を確認するには0(ゼロ)を指定します。

  • すべてのフェイスが閉じられており、無限ループが存在しない。

  • 前後のすべてのエッジ・ポインタに一貫性がある。

  • すべてのエッジがノードに接続されている。

  • 各孤立ノードがフェイスに関連付けられている。

  • フェイスの境界上のすべてのエッジが、フェイスに関連付けられている。

0を指定した場合のすべての事項と、計算ジオメトリに関連する次の事項を確認するには1(デフォルト)を指定します。

  • 各孤立要素が、関連付けられたフェイスの境界内に存在する。

  • エッジが、それ自体または別のエッジと交差していない。

  • エッジの開始座標および終了座標が、ノードの座標と一致している。

  • ノード・スターが幾何学的に適切に順序付けされている。

使用上のノート

このファンクションは、TopoMapオブジェクトを暗黙的に作成し、検証の完了後、削除します。(TopoMapオブジェクトの詳細は、「TopoMapオブジェクト」を参照してください。)

このファンクションは、内部計算に許容差10E-15を使用します(「トポロジ・データ・モデルの許容差」を参照)。

次の例では、CITY_DATAという名前のトポロジを検証します。この例では、トポロジが有効であることを示す結果が戻されます。(この例では、「トポロジ・データから作成したトポロジ」の定義およびデータを参照しています。)

CALL SDO_TOPO_MAP.VALIDATE_TOPOLOGY('CITY_DATA') INTO :res_varchar;
 
Call completed.
 
PRINT res_varchar;
 
RES_VARCHAR
--------------------------------------------------------------------------------
TRUE