NOLOGGING句を指定した後のリカバリ

一部のSQL文では、NOLOGGING句を指定して、操作がオンラインREDOログ・ファイルに記録されないようにできます。

実際には、NOLOGGINGを指定すると、REDOレコードはオンラインREDOログ・ファイルに書き込まれますが、レコードに関連付けられたデータはありません。この指定により、スタンバイ・サイトでログ・アプリケーションまたはデータ・アクセス・エラーが発生する可能性があります。ログ・ファイルの適用を再開するには、手動リカバリが必要な場合があります。ロジカル・スタンバイとフィジカル・スタンバイのどちらを使用するかに応じて次の操作を行うことで、これらのエラーを防止できます。

  • ロジカル・スタンバイ

    CREATE DATABASE文またはALTER DATABASE文にFORCE LOGGING句を指定します。

  • フィジカル・スタンバイ

    Data Guard構成の使用方法に適したロギング・モードを指定します。

    適切なロギング・モードの有効化を参照してください。

現在のロギング・モードは、V$DATABASE.FORCE_LOGGING列(CDBの場合)またはDBA_PDBS.FORCE_LOGGING列(PDBの場合)で確認できます。