リリース更新23.8 (2025年4月)
Oracle Database 23aiリリース更新23.8でのOracle AI Vector Searchの注目すべき更新が含まれています。
ノート:
RACインスタンスを使用している場合は、すべてのノードでパッチが有効になっていることを確認するために、Oracle RACの2ステージ・ローリング更新を使用して特定の機能を有効にする必要があります。詳細は、『Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイ・ガイド』を参照してください
機能 | 説明 |
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カスタムJavaScript距離関数 |
組込みのベクトル距離関数を利用できることに加えて、独自のカスタム距離関数を作成できるようになりました。Multilingual Engine (MLE)は、選択した距離操作を定義するJavaScript関数を作成するために使用されます。カスタム距離関数は、類似検索およびHNSWベクトル索引の作成に使用できます。 |
オンプレミス・デプロイメントでのベクトル・プールの自動サイズ設定 |
ベクトル・メモリー・プールは、HNSW索引を作成するためのサイズ設定のニーズに合わせて動的に拡大するように構成できます。これは、Oracle Autonomous DatabaseとAutonomousではないデータベースの両方でサポートされるようになりました。 |
PL/SQLでのSPARSE のサポート
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PL/SQLでは、 RACインスタンスを使用する場合は、Oracle RACの2ステージ・ローリング更新を使用してパッチ37535524を有効にする必要があります。 |
新しい表関数: DBMS_HYBRID_VECTOR.SEARCHPIPELINE |
既存の |
新しい関数: DBMS_HYBRID_VECTOR.GET_SQL |
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DBMS_HYBRID_VECTOR.SEARCH でのFILTER_BY のサポート |
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IVFベクトル索引の終了可能な反復 |
終了可能な反復では、IVFベクトル索引を使用して、検索中に予想されるK行の行を返す機能が提供されます。基礎となる方法では、必要なK行が返されるように検索が付加的な重心に対して拡張されます。 |
IVF索引を使用した含まれる列でのJSONの使用 |
JSON、 |
親トピック: Oracle Database 23aiリリース更新