XLIFFオプションの使用

ここでは、単一のテンプレート・ファイルに対してXLIFFを生成する2つのメソッドについて説明します。

テンプレート・ビルダーからXLIFFを生成するには、次のステップに従います。

この手順では、Microsoft Word用の「パブリッシャ」 Template Builderがインストールされていることを前提としています。

Template BuilderからXLIFFを生成するには:

Template Builder for WordがインストールされたテンプレートをMicrosoft Wordで開きます。
Template Builderタブのツール・グループで、「換算」をクリックし、「抽出テキスト」をクリックします。

「パブリッシャ」は、翻訳可能な文字列をテンプレートから抽出し、XLIFF (.xlfファイル)にエクスポートします。
XLIFFをローカル・ディレクトリに保存します。

XLIFFファイルは、レポート・レイアウト・テンプレートまたはスタイル・テンプレートとサブテンプレート用に生成できます。

レポート・レイアウト・テンプレート用のXLIFFファイルを生成するには:

カタログ内のレポートにナビゲートし、「編集」をクリックして編集のために開きます。
レポート・レイアウトのサムネイル・ビューで、レイアウトの「プロパティ」リンク(RTFまたはXPT)をクリックして「レイアウト・プロパティ」ページを開きます。
翻訳リージョンで、「翻訳の抽出」をクリックします。

「パブリッシャ」は、翻訳可能な文字列をテンプレートから抽出し、XLIFF (.xlf)ファイルにエクスポートします。
ローカル・ディレクトリにXLIFFファイルを保存します。

スタイル・テンプレートおよびサブテンプレート用のXLIFFファイルを生成するには:

カタログ内のスタイル・テンプレートまたはサブ・テンプレートにナビゲートし、「編集」をクリックしてテンプレート・マネージャを開きます。
翻訳リージョンで、「翻訳の抽出」をクリックします。

「パブリッシャ」は、翻訳可能な文字列をテンプレートから抽出し、XLIFF (.xlf)ファイルにエクスポートします。
ローカル・ディレクトリにXLIFFファイルを保存します。

XLIFFファイルをダウンロードした場合、これを翻訳プロバイダに送信できます。または、テキスト・エディタを使用して、文字列ごとに翻訳を入力することもできます。

翻訳可能な文字列は、表のヘッダーやフィールド・ラベルなど、公開済レポートでの表示を目的としたテンプレート内の任意のテキストです。実行時にデータから提供されるテキストは翻訳できず、Microsoft Wordフォーム・フィールドに入力したテキストも翻訳できません。

テンプレートXLIFFファイルを必要な数の言語に翻訳し、これらの翻訳を元のテンプレートに関連付けることができます。翻訳したファイルを保存する場合は、UTF-8エンコーディングで保存してください。

XLIFFファイルが翻訳されたら、XLIFFファイルを「パブリッシャ」にアップロードします。

翻訳済XLIFFをアップロードするには:

カタログ内のレポート、サブテンプレートまたはスタイル・テンプレートにナビゲートし、「編集」をクリックして編集のために開きます。

レポートの場合のみ:

レポート・レイアウトのサムネイル・ビューで、レイアウトの「プロパティ」リンクをクリックしてテンプレート・マネージャを開きます。
「変換」リージョンで、「アップロード」ツールバー・ボタンをクリックします。
「翻訳ファイルをアップロード」ダイアログで、ローカル・ディレクトリ内のファイルを探し、この翻訳の「言語」を選択します。
OKをクリックしてファイルをアップロードし、「変換」表に表示します。