国別グループ・アクセスの割当
ユーザーのビジネス・ユニット、国、リージョンなど、ユーザーのコンテキストに基づいてデータへのアクセス権をユーザーのグループに付与する場合、アクセス・グループは、このようなアクセスを提供するのに最適な方法です。
このトピックでは、販売オブジェクト(アカウント、担当者、商談、パートナ、リードなど)へのアクセスをユーザーのホーム国に基づいてリソース・ユーザーのグループに割り当てるための高レベルのステップの例を示します。 同様のプロセスを使用して、他の属性(リソース組織など)を使用してデータ・アクセスを持つグループを割り当てることができます。
ユーザーが自分の国に基づいて販売レコードにアクセスできるようにするには:
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販売オブジェクトごとにカスタム属性国を作成し、その属性を営業オブジェクトUIのカスタム・フィールドとして使用できるようにします。
商談などのオブジェクト・レコードを作成または編集するとき、ユーザーはUIのカスタムの国フィールドからレコードに関連付けられた国を選択できます。
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リソース・オブジェクトに、ユーザーの国を表すカスタム属性国を作成し、その属性をリソース・オブジェクトUIでカスタム・フィールドとして使用できるようにします。
ユーザーを作成するときに、UIの国フィールドから、ユーザーが関連付けられている国を選択できます。
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営業およびサービス・アクセスの管理作業領域の「アクセス・グループ」ページで、各国のアクセス・グループを作成し、各国グループに既存のリソースを追加します。 新しいユーザーが組織に参加するときは、それらを国グループに追加してください。
アクセス・グループUIで、各国ベースのアクセス・グループにメンバーを手動で追加できます。 または、次のステップを使用して、エクスポートおよびインポート機能を使用してメンバーをアクセス・グループに追加します:
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リソース・エクスポート機能を使用して、営業リソースのリストを生成し、生成されたエクスポート・ファイルを国フィールドに基づいてフィルタします。
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国グループおよびメンバーのインポート:
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国ベースのアクセス・グループごとに、次の表に示すような値を持つインポート・ファイルを作成します:
インポート・ファイルの国のサンプル値
ACCESS_GROUP_NUMBER
NAME
DESCRIPTION
ACTIVE_FLAG
3788493471
GERMAN REGION
ドイツのユーザーのアクセス・グループ
Y
3788493472
UK
英国のユーザーのアクセス・グループ
Y
3788493473
FRANCE
フランスのユーザーのアクセス・グループ
Y
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各アクセス・グループにメンバーを追加するには、次の表に示すような値を持つリソースのインポート・ファイルを作成します:
インポート・ファイルのリソースのサンプル値
ACCESS GROUP NUMBER
GROUP_NAME
PARTY_NUMBER
RESOURCE_EMAIL_ADDRESS
PARTY_NAME
3788493471
GERMAN REGION
2793920203
tom.jones@example.com
Tom Jones
3788493471
GERMAN REGION
2793920204
lisa.jones@example.com
Lisa Jones
3788493471
GERMAN REGION
2793920205
matt.hooper@example.com
Matt Hooper
3788493471
GERMAN REGION
2793920206
jane.smith@example.com
Jane Smith
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「アクセス・グループ」ページで、「オブジェクト・ルール」タブをクリックします。
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「オブジェクト共有ルール」ページで国属性を表示して選択できるようにするには、「アクション」メニューから「カスタム・オブジェクトおよびフィールドの同期」アイテムを選択します。
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「最終同期」フィールドの値が同期プロセスが完了したことを示す場合は、国ごとに割り当てる販売オブジェクトを選択します。 たとえば、「商談」を選択します。
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カスタム・ルール・リージョンで「作成」をクリックして、国ごとに個別のルールを作成します。
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「ルール」の作成ページの条件リージョンの「属性」フィールドで、オブジェクト・レコードの割当てに使用する値として「国」属性を選択します。
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処理中: アクセス・グループの割当リージョンで、関連する国ベースのアクセス・グループにルールを割り当て、提供するオブジェクト・アクセスのレベルを選択します。 たとえば、「読み取り」または「更新」アクセスを選択します。
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「アクション」メニューから「保存してクローズ」をクリックして、ルールを保存します。
「オブジェクト共有ルール」ページが表示されます。
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各国のオブジェクト共有ルールを作成したら、「オブジェクト共有ルール」ページで、「アクション」メニューから「ルールの公開」を選択して、オブジェクトの新しいルールと変更されたルールをすべて公開します。
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オブジェクト共有ルール割当処理の実行プロセスが次回実行されると、オブジェクト・レコード・アクセスに加えた変更が適用されます。 変更をすぐに適用する場合は、オブジェクト共有ルール割当プロセスの実行のトピックで説明されているステップを使用して、プロセスを手動で実行できます。
(オブジェクトのタイプごとに)個々のレコードに対してオブジェクト共有ルール割当プロセスを実行し、アクセス・グループ・ルール処理が正しいことを確認してから、オブジェクトのすべてのレコードを処理することをお薦めします。
カスタム属性の作成およびUIでの表示方法の詳細は、「アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成」ガイドを参照してください。 データのインポートおよびエクスポートの詳細は、「Sales and Fusion Serviceのインポートおよびエクスポートの管理の理解」ガイドを参照してください。