リソースのスキルおよび評価の更新の例
この例では、Oracle Resource Managementで自分のスキルおよび評価を更新できる各種のコンテキストを示します。
Oracle Resource Managementには、様々なスキルと評価を追加できます。 簡易化するために、これらをコア・スキル、達成および必須要件に分類します。
これらの各スキルは、次のシナリオで説明する特定のコンテキストで使用する必要があります。
コア・スキルの更新
コンピテンシ、学位、言語、免許および資格、スキル、および問題コードなど、主要能力を反映するスキルは、コア・スキル・ヘッダーのもとに分類されます。
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主要な能力をリソースとして記録するには、「コンピテンス」オプションを使用します。 たとえば、複雑な情報をすばやく取り込んで分析する能力がある場合はここに含めます。
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「学位」オプションを使用して学位を記録します。
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習熟している各種言語の熟達度を記録するには、「言語」オプションを使用します。
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「免許および証明」オプションを使用して、今までに取得した免許や証明書を記録します。 たとえば、シックス・シグマの認定を受けている場合はここに含めます。
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「スキル」オプションに、ソフトウェアまたはエンジニアリングのスキルを記します。 これらのスキルは、カテゴリ、製品、プラットフォームまたはコンポーネント別に検索できます。
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社内で発生する可能性がある特定のサービスに関連する問題を管理および修正する能力を記録するには、問題コード・オプションを使用します。 たとえば、ハードウェア問題のトラブルシューティングのスキルを持つ場合は、ここにリストします。
達成の更新
成果、表彰、報奨など、主要な達成と並外れた能力を反映するスキルは、達成ヘッダーのもとに分類されます。
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成果オプションを使用して、個人としての能力を反映する、自分が完了した主要なタスクを記録します。 たとえば、短い納期で困難なタスクを完了した場合はここに含めます。
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表彰と報奨オプションを使用して、自分が受領した特別な表彰または報奨を記録します。 たとえば、表彰を受けた場合はここに記入します。
必須要件の更新
自分が雇用されるために満たした必須要件を取得するスキルは、必須要件ヘッダーのもとに分類されます。 このため、ジョブ要件と勤務要件は必須要件の一部です。
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自分が満たしたすべてのジョブ要件を更新するには、「ジョブ要件」オプションを使用します。 たとえば、多くの会社では入社前に健康診断を受ける必要があります。 入社前にこのような診断を受けた場合はここに記します。
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多くのロールには、従業員がロールを割り当てられるためには満たす必要がある固有の要件があります。 このような要件は作業要件ヘッダーの下に記します。 たとえば、勤務での海外出張を希望する場合は、ここにリストします。