ディール登録の管理
パートナは、チャネル組織のアプリケーションでディール登録を管理できます。
このトピックでは、次のことについて説明します。
-
ディール登録ランディング・ページおよびリスト・ビュー
-
承認のためのディール登録の作成および発行
-
ディール登録の編集
-
ディール登録の取下(リコール)および再発行
-
承認済または否認済のディール登録の再発行
-
ディール登録の承認情報および承認履歴リージョン
-
ディール登録の失効
ディール登録ランディング・ページおよびリスト・ビュー
パートナはディール登録に直接アクセスし、定義済のリストを使用して最も関連性の高いディール登録にアクセスできるため、サインインするたびにディール登録を検索する必要がありません。
パートナはデスクトップで「ディール登録」アイコンをクリックして、「ディール登録」ページにアクセスします。 すべてのパートナに対してすべてのディール登録リストが同じ事前設定済の並び順、つまり発行日の降順で(最も古い発行から新しい発行へ)表示されます。 また、「ディール登録」ページではどのパートナに対しても、事前設定済の同一の「ディール登録」表の列レイアウトが表示され、事前設定済の同一の保存済検索が実行されます。 パートナは拡張検索機能を使用して、次の属性を検索できます。
-
登録番号
-
アカウント名
-
担当者名
-
担当者Eメール
-
担当者電話
-
(ディール登録)名前
-
ディール失効日
-
チャネル・マネージャ
-
市区町村
-
都道府県
-
アカウントの郵便番号
-
ディール・サイズ
-
見積クローズ商談名
パートナは次を使用してディール登録のリストをフィルタできます。
-
自分のオープン・ディール登録: パートナが所有者であり、ステータスが「差戻済」、「承認待ち」、「ドラフト」または取下済であるすべてのディール登録。
-
自分の承認済ディール登録: パートナがディール登録所有者であり、ステータスが「承認済」であるすべてのディール登録。
-
自分の否認済ディール登録: パートナがディール登録所有者であり、ステータスが「否認済」であるすべてのディール登録。
-
まもなく失効するディール登録: パートナがディール登録所有者であり、選択した日付範囲内に失効するすべての承認済ディール登録。
承認のためのディール登録の承認および発行
パートナは作業中のディールについて、ディール登録を作成および発行することでディールに対する排他的なアクセス権を獲得できるほか、チャネル組織がディール登録に対して提供する特別なプロモーションを受けることができます。 ディール登録を作成するには、パートナは「ディール登録」ページで「ディール登録の作成」処理を選択します。
パートナが「ディール登録」ページで「ディール登録の作成」処理を選択すると、次のようになります。
-
ディール登録ステータスが「ドラフト」になります。
-
ディール登録タイプが「新規」になります。
-
パートナはディール登録のパートナ所有者になります。
-
パートナ・アカウントはパートナが代表している会社になります。
-
チャネル・マネージャはパートナ・アカウントを所有しているチャネル・マネージャになります。
パートナがディール登録プロファイル・ページで「承認のために発行」処理を選択すると、次のようになります。
-
パートナに対し、承認のための承認要求がチャネル会社に送信されたことを示す確認メッセージが表示されます。
-
ディール登録要求のステータスが「承認待ち」に変わります。
-
ディール登録の「要約」ページが読取り専用になります。
-
発行日が現在の日時になります。
-
ディール登録承認ワークフローがトリガーされます。
-
承認を促すEメール通知が適切な承認者(1人または複数)に送信されます。
承認のためにディール登録を発行した後に、パートナは次のことを実行できます。
-
ディール登録のノートまたはアクティビティを作成します。
-
ディール登録チームにチーム・メンバーを追加します。
-
承認ステータスが「待ち状態」であるディール登録を取り下げます。
ディール登録を作成できるパートナ・ユーザーは、「ディール登録の編集」ページの「コピー」処理を使用すると、新しいディール登録の作成時に既存のディール登録をテンプレートとして使用できます。 ディール登録へのアクセス権が読取り専用である場合、「コピー」処理は使用できません。 表示するには、最初に営業管理者がアプリケーション・コンポーザを使用して「ディール登録の編集」ページで「コピー」処理を公開する必要があります。
ディール登録をコピーすると、次のようになります。
-
すべてのヘッダー属性、製品表情報およびディール・チーム・メンバーを含む、公開されたすべての標準属性をコピーできます。
-
コピーするオブジェクトのすべてのカスタム属性をコピーできます。
-
新規にコピーされたディール登録のステータスは「ドラフト」です。
-
新しいディール登録の所有者になります。
-
コピーできるのは、セキュリティ・アクセス権を持つディール・チーム・メンバーのみです。
次のオブジェクトはコピーされません。
-
添付
-
アクティビティ
-
ノート
-
テリトリ
-
承認履歴
-
カスタム子オブジェクト
「コピー」処理を使用するには:
-
パートナ・ユーザーの資格証明を使用してサインインします。
-
ディール登録にナビゲートします。
-
新規ディール登録のテンプレートとして使用するディール登録を検索して選択します。
-
「処理」メニューから「コピー」をクリックします。
-
確認メッセージ・ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックします。
「ディール登録の編集」要約ページに新しいディール登録番号が表示されます。
-
コピーしたディール登録は、保存する前にさらに編集できます。
ディール登録の編集
パートナは、チャネル・マネージャによって差戻または否認されたディール登録を編集できます。 次の表に、ディール登録の各ステータスでパートナが「要約」ページで実行できる処理を示します。
ディール登録ステータス |
パートナの処理 |
「要約」ページ/フィールド動作 |
---|---|---|
ドラフト |
承認のために発行 |
編集可能。 「承認情報」リージョンは表示されません。 「承認履歴」リージョンは表示されません。 |
承認待ち |
取下げ |
読取り専用(「要約」タブ)。 「承認情報」リージョンに次のフィールドが表示されます: 「発行者」、「発行日」。 「承認履歴」リージョンが表示されます。 |
差戻済 |
「承認のために発行」または「取下げ」 |
編集可能。 「承認情報」リージョンが次のフィールドとともに表示されます: 「発行者」、「発行日」、「差戻者」、「差戻日」、「差戻事由」、「差戻コメント」。 「承認履歴」リージョンが表示されます。 |
否認済 |
処理なし |
読取り専用(「要約」タブ)。 「承認情報」リージョンが次のフィールドとともに表示されます: 「発行者」、「発行日」、「否認者」、「否認日」、「否認事由」、「否認コメント」。 「承認履歴」リージョンが表示されます。 |
承認済 |
処理なし |
読取り専用(「要約」タブ)。 「承認情報」リージョンに次のフィールドが表示されます: 「発行者」、「発行日」。 「承認履歴」リージョンが表示されます。 |
取下済 |
承認のために発行 |
編集可能。 「承認情報」リージョンが次のフィールドとともに表示されます: 「発行者」、「発行日」、「取消者」、「取下げ日」。 「承認履歴」リージョンが表示されます。 |
失効済 |
処理なし |
読取り専用(すべてのタブ)。 「承認情報」リージョンが次のフィールドとともに表示されます: 「発行者」、「発行日」、「承認者」、「承認日」。 「承認履歴」リージョンが表示されます。 |
ディール登録の取下(リコール)および再発行
パートナは、ディール登録を誤って発行した場合や追加情報を提供する場合に、ディール登録の発行を取り下げることができます。 ディール登録を取り下げた後も、そのディール登録を引き続き更新し、承認のために再発行できます。
追加情報が必要な場合、ディール登録承認者はディール登録をパートナ所有者に差し戻すことができます。 このような場合、承認者は差戻の理由を指定する必要があります。 ディール登録が「差戻済」または「取下げ」ステータスである場合、パートナはそのディール登録を編集し、承認のために再発行できます。
承認済または否認済のディール登録の再発行
管理者権限を持つユーザーはディール登録を再発行して、ディール登録のステータスを「承認済」または「否認済」から「承認待ち」に戻すことができます。 ディール登録が誤って否認または承認された場合、管理者はこのディールを再発行できます。 再発行すると承認プロセスが再開され、ディールはすべての承認処理を実行できる最初の承認者(1人または複数)に割り当てられます。 承認済みまたは否認済のディールは複数回元に戻すことができます。 すべての再発行はディール登録の編集ページの「承認」サブタブで追跡できます。
ディール登録の承認情報および承認履歴リージョン
「ディール登録の編集」ページの「承認」サブタブで、チャネル・マネージャは、発行済ディール登録の承認情報および承認履歴を表示でき、承認ワークフローのどの段階で誰がディール登録を承認または否認したかを知ることができます。 承認履歴情報をパートナに公開することもできます。 承認履歴では、発行から最終承認処理に至る承認フロー全体をリアルタイムで確認できます。
ディール登録のステータスが「否認済」、「承認待ち」、「承認済」、「差戻済」または「失効済」の場合、パートナは次の情報を表示できます。
-
発行者: ディール登録を発行したユーザーの名前。
-
発行日: ディール登録が発行された日付。
-
承認者/否認者/差戻者: 承認、否認または差戻処理を実行したユーザーの名前。
-
承認日/否認日/差戻日: 承認、否認または差戻処理が実行されて登録のステータスが変化した日付。
-
否認/差戻事由: 否認または差戻処理について選択された事由コード。
-
否認/差戻コメント: 否認または差戻処理の際に入力されたコメント。
ディール登録の発行後、パートナはディール登録の承認履歴で次のような内容を追跡できます。
-
ステージ: ワークフローの記述
-
日付: イベントが発生した日付
-
承認者: ワークフロー内で承認タスクを割り当てられたユーザー(1人または複数)
-
ステータス: ワークフロー内のこのステージにおけるディール登録のステータス
ディール登録の失効
パートナが発行したディール登録またはパートナの代理人が発行したディール登録が承認されると、ディール登録のベネフィットが有効になる一定の日数がパートナに設定されます。 ディール登録の「失効日」フィールドには、パートナが販売をクローズしなければならない期間が表示されます。 事前設定の値は、承認日から90日です。 ただし、チャネル・アカウント・マネージャはこの値を変更できます。
パートナのディール登録が事前設定された失効日数内に入ると、ディール登録の失効日が近いことを伝える通知がパートナ所有者に届きます。 事前設定の値は、30日です。 パートナはこの通知を受信する前に延長を要求することはできません。
パートナはディール登録が失効したときに通知を受信します。 パートナは失効したディール登録を再オープンまたは再発行できません。 かわりに、パートナは新しいディール登録を作成する必要があります。