ロールによる割当または個人への直接割当
個別の関係者をインセンティブ報酬プラン、支払プランおよび支払グループに関連付けるには、ロールまたは直接割当を使用します。 ロールにマップできる参加者が多数いる場合は、ロール割当を使用します。 割当は、常に両方の方法を使用して実行できます。
参加者の直接割当
直接割当と直接変更の場合、「参加者割当」または「参加者スナップショット」作業領域で保存アクションを実行すると、参加者表内で直接、レコードが即座に作成・更新されます。
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保存処理では、割当時に参加者と有効開始日の値が必要です
開始日と終了日は編集可能です。
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保存すると、計算のために変更イベント・ログにイベントが入力されます。
ログ・ファイルは「クレジットおよび利益」作業領域で確認できます。
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通貨検証も実行されます。
直接プラン割当を削除すると、削除プロセスによって次の処理が即座に実行されます。
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データベースから参加者割当レコードを削除する
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変更イベント・ログにイベントを記録する
計算プロセスの次回実行時には、プランから割当を削除した参加者について、対応するレコードが作成されます。
REST Webサービスを使用して、直接割当を作成、編集または削除できます。 割当処理の要求を生成します。 報酬プランの配置プロセスを実行すると、要求が有効になります。 変更内容はUIで確認できます。
ロールを使用した参加者の割当
参加者スナップショット作業領域で参加者にロールを割り当てます。 その後、参加者割当作業領域の「割当」タスクを使用して、報酬プラン、支払グループおよび支払プランを編集し、ロールを追加します。 報酬プランの配置プロセスでは、そのロールを持つ参加者が、同じロールを割り当てられたプランと支払グループに割り当てられます。
報酬プラン、支払グループ、支払プランまたはロールへの編集を保存すると、保存プロセスによって次の処理が実行されます。
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交差表(インセンティブ・プランを配置するまでデータが保存される場所)のレコードをただちに作成、更新または削除します。
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変更イベント・ログにイベントを記録する
割当を完了するには、インセンティブ・プランの配置プロセスを実行する必要があります。 「報酬プランの配置」メニュー・タスクを使用して、このプロセスを実行できます。 プロセスが警告ありで終了した場合、ログに示されたエラーを修正し、再度実行します。
ルールを使用して、参加者を自動的にロールに割り当てることもできます。これにより、新規参加者をプランと支払グループに割り当てるプロセスを迅速化できます。 報酬プラン、支払グループおよび支払プランへの個人の割当は、複数のロールを使用して個別に行います。これにより、以降の割当の保守が容易になります。 たとえば、参加者が新しいプラン割当を受けたり、ジョブを変更する場合でも、支払には引き続き同じ支払グループを使用できます。 毎年新しい報酬プランを割り当てても、支払の頻度は変わらないので、新しい支払グループを割り当てる必要はありません。