リージョン別インセンティブ報酬ビジネス・ユニットの例

この例では、ビジネス・ユニット分析を、リージョン別の企業体系プランニングの一部として示します。

あなたは、世界15か国で事業を展開する多国籍企業に勤務しています。

3つの処理センターがあります:

Asia-Pacific
アメリカ州
ヨーロッパおよび中東

次の2つのディビジョンがあります:

農業製品
消費者製品

Agricultural Productsには、グローバルで使用される中程度に複雑な3つの報酬プランがあります。 Consumer Productsには単純なプランが50以上あり、うち半数はグローバルで、半数は地域で使用されています。

ディビジョン間のプランの重複はありません。現地通貨を使用して、インセンティブ報酬プランのレート層と目標を作成し、関係者に支払います。

従業員は異なる地域のマネージャに直属し、積上クレジットを受け取ります。また、Agricultural Productsディビジョンの従業員は、他の地域のメンバーを含む営業チームに所属しています。

セキュリティ上の理由から、ディビジョンごとにデータを分けたいと思います。現地のアナリストはいずれかのディビジョンの報酬を処理できますが、1つの地域の関係者のみです。 2つのディビジョンおよびすべてのビジネス・ユニットは、役員がすべてのパフォーマンスと経費を国レベル、ディビジョンおよび関係者間で容易にレビューできるよう、営業通貨として現地通貨を使用しています。

グローバルな企業体系モデル

クロス・リージョン・ロールアップとチームがあるため、3つの個別のビジネス・ユニットを作成します。

3つの処理センターの地域に対応する3つのビジネス・ユニットを作成し、Agricultural ProductsディビジョンとConsumer Productsディビジョンの業務を結合します。
すべてのビジネス・ユニットについて、トランザクション通貨を関係者のホーム通貨に設定します。
Agricultural Productsディビジョンの3つのグローバル・プランと、Consumer Productsディビジョンの25のグローバル・プランを、あまり複雑ではないためそれぞれ作成および管理します。

3つのビジネス・ユニットの実装により、次が実現されます。

通貨の処理要件の達成
一貫した企業ポリシーの施行
組織内の効率の向上