トランザクションのアーカイブとパージ
「トランザクション・コンソール」作業領域の「トランザクション・マネージャ」: 「トランザクション」ページのパフォーマンスを最適化するには、完了したトランザクションをアーカイブおよびパージします。 「トランザクション・コンソール完了済トランザクションのアーカイブ」スケジュール済プロセスを実行して、ページからトランザクションを削除します。
アーカイブおよびパージに適格なトランザクションは次の基準を満たす必要があります。
- トランザクションが少なくとも一定の期間「完了」ステータスとなっている。 デフォルトは3か月です。
「トランザクション・コンソール」作業領域で「承認ルール」タブにアクセスできる場合は、特定のビジネス・プロセスのすべてのトランザクションの期間を変更できます。 選択できるオプションは、次のとおりです。
- 3か月
- 6か月
- 9か月
- アーカイブ不可
- トランザクション内のすべてのワークフロー・タスクはすでにアーカイブおよびパージされています。
「承認ルール」タブにアクセスできる場合は、「アーカイブ」アイコンをクリックして、スケジュール済プロセスをすぐに実行することもできます。
開始する前に
承認トランザクション・アーカイブ・プロセスの実行(PER_RUN_APPROVAL_TRANSACTIONS_ARCHIVE_PROCESS_PRIV)権限を持つカスタム・ジョブ・ロールが必要です。
プロセスを発行する前に、以下をレビューします。
- プロセスを1日1回、時間外に実行するようにスケジュールすることをお薦めします。
- 同じプロセスの別の実行が進行中に、プロセスを開始しようとしないでください。 このプロセスは自己非互換で、プロセスのインスタンスは一度に1つのみ実行できます。
- プロセスの終了にかかる時間は、トランザクションの量によって異なりますが、通常は分単位で終了します。 プロセスを初めて実行する場合、または非常に長い期間実行していなかった場合は、終了までに非常に長い時間がかかる可能性があります。 そのため、毎日実行することをお薦めします。
パラメータ
「承認ルール」タブにアクセスできる場合は、通常、これらのパラメータについて心配する必要はありません。 このタブで設定を定義して使用できます。 ただし、アクセス権がない場合は、次のパラメータを使用してこれらの設定を上書きできます。 これらのパラメータを使用するもう1つの理由は、1つ以上のビジネス・プロセスについて、任意のときにすぐにアーカイブする必要がある場合です。
- 日数: トランザクションがアーカイブおよびパージの対象となるために「完了」ステータスとなっている必要がある日数を入力します。
- 「完了」ステータスのすべてのトランザクションをすぐに適格にする場合は、0と入力します。
- このパラメータはデフォルトでは使用できませんが、設定が必要です。
- このパラメータは、すべてのビジネス・プロセスのトランザクションに適用されます。
- このパラメータが空白のままか、パラメータを使用できない場合、「承認ルール」タブの各ビジネス・プロセスの設定が有効になります。 たとえば、デフォルトの「3か月」、または「アーカイブ不可」です。
- プロセス名: すべてまたは特定のビジネス・プロセスを選択します。
- スケジュール済プロセスには、選択したビジネス・プロセス名のトランザクションが含まれます。
- このパラメータを空白のままにすると、スケジュール済プロセスでは、「承認ルール」タブで「アーカイブ不可」に設定されているビジネス・プロセス以外のすべてのビジネス・プロセスが考慮されます(ある場合)。
たとえば、「日数」パラメータに30と入力し、「プロセス名」パラメータを空白のままにしたとします。 「承認ルール」タブで「アーカイブ不可」に設定されているビジネス・プロセスは除外されます。 この30日が、タブ上の他のすべてのビジネス・プロセスに引き続き適用されます。
アーカイブ済トランザクションのパージ
組織のデータ保持ポリシーに基づいてトランザクション・コンソールでトランザクションをアーカイブするようにパージ・ポリシーを設定できます。