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スケジュール済プロセスおよびプロセス・セットの発行

スケジュール済プロセスの作業領域を使用して、アクセス権があるすべてのスケジュール済プロセス(プロセス・セットを含む)を実行します。 他の作業領域からも多数のプロセスを発行できます。

出力できるプロセスには、「レポートおよび分析」作業領域またはパネル・タブから表示できるレポートもあります。 パネル・タブは一部の作業領域にあります。 最小限のステップでスケジュール済プロセスを発行することも簡単です。 ただし、スケジュールでプロセスを実行する場合など、設定できる追加のオプションが多数あります。

スケジュール済プロセスの選択およびパラメータの定義

以下を実行します。

1. 「ナビゲータ」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」をクリックします。

2. スケジュール済プロセスの概要ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

3. 発行するプロセスを、タイプを「ジョブ」のままにして選択し、「OK」をクリックします。

4. 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、少なくとも必須パラメータがあれば入力します。

   • 一部のプロセスのパラメータはまったくありません。

   • 一部のパラメータは、他のパラメータに依存します。 たとえば、日付範囲パラメータは、別のパラメータに対して「日付別」を選択した後にのみ表示されます。

5. スケジュール、通知または出力を定義する場合は、「拡張」ボタンをクリックします。 次のステップに進みます。 または、発行を終了するステップをスキップして、デフォルト出力でできるだけ早くプロセスを実行します。

スケジュールの定義

プロセスを定期的に実行するか、特定の時間に実行するようにスケジュールを設定します。 「プロセスの詳細」ダイアログ・ボックス(拡張モード)で、次の操作を実行します。

1. 「スケジュール」タブを開き、「実行」オプションに対して「スケジュールの使用」を選択します。

2. 頻度(「日ごと」や「月ごと」など)を選択します。

   • プロセスを実行する正確な日時を入力する場合は、「ユーザー定義」を選択します。

   • 「保存されたスケジュールの使用」を選択して、既存のスケジュールを使用できます(ある場合)。

3. 選択した頻度に応じて、プロセスをいつ実行するかを定義します。

一部のプロセスは実行できる頻度に上限があり、最短10分間隔でしか実行できないものもあります。 ただし、これが当てはまらないケースもあります。同一のプロセスが複数のユーザーによって10分未満の間隔で実行される場合です。 または、定期的な頻度に加えて個別に実行される保存済スケジュールを使用するような場合(たとえば、10分ごとに実行されるスケジュールと、最初の実行から5分後に1回実行されるスケジュール)です。

出力の定義

出力について、レイアウト、形式および出力先を指定できます。 「プロセスの詳細」ダイアログ・ボックス(拡張モード)で、次の操作を実行します。

1. 「出力」タブを開きます(使用可能な場合)。

2. 「出力ドキュメントの追加」をクリックします。

3. この名前は、必要に応じて変更します。 この出力ドキュメントは、出力を後で表示するときに名前によって識別されます。

4. 選択対象として複数のレイアウトがある場合は、レイアウトを選択します。

5. 形式を、たとえば次のオプションの中から選択します。

   • PDF: 出力を印刷する場合に最適のオプションです。

   • Excel: グラフやロゴなどの埋込みイメージがサポートされますが、Excel 2003以上でしか開けません。

   • データ: レポート・データがXMLファイル形式で表示され、主にレポートのレイアウトを編集するために使用されます。

6. 出力をプリンタやEメール・アドレスなどのどこかに送信するには、「宛先の追加」をクリックします。 複数の出力先を追加して、すべてに出力を同時に送信できます。

   ヒント: ここでプリンタの宛先を追加するのではなく、送信を終了するステップの一部として出力を印刷することもできます。

7. 出力ドキュメントを追加するには、2から6のステップを繰り返します。

通知の設定

プロセスの終了方法に応じて、通知を送信できます。 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスを拡張モードで使用して、設定します。 これらの通知は英語で、受信者のプリファレンスの言語とタイム・ゾーンにかかわらず、UTCで時間が表示されます。

1. 「通知」タブを開きます。

2. 「通知の作成」をクリックします。

3. アドレス・タイプ・リストから、受信者をEメール・アドレスまたはユーザーIDで識別するかどうかを選択します。

4. 「受信者」フィールドに、通知の送信先の個人のEメール・アドレスまたはユーザーIDを入力します。

5. 「条件」リストで、通知を送信するタイミングを選択します。たとえば、プロセスがエラーで終了した場合などです。

6. 「OK」をクリックします。

7. 他のユーザーに通知を送信するには、ステップ2から6を繰り返します。

発行の終了

「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、これらのステップに従います:

1. 処理されるデータに影響を与える設定を定義する場合は、「プロセス・オプション」ボタンをクリックします。

2. プロセスで出力され、印刷する場合は、「出力の印刷」チェック・ボックスおよびプリンタを選択します。

3. 通知を受信する場合は、「このプロセスの終了時に通知」チェック・ボックスを選択します。 この通知は英語で、プリファレンスの言語とタイム・ゾーンにかかわらず、UTCで時間が表示されます。

4. 発行に関連付ける情報を取得するための送信ノートを入力します。 ノートを使用して、この提出を後で確認できます。

5. 「発行」をクリックします。

6. 「OK」をクリックして確認します。

   ヒント: 後で簡単に見つける必要がある場合は、発行のプロセスIDを書き留めてください。 たとえば、1週間に1回実行するようにプロセスを設定したとします。 このスケジュールに基づくすべての実行を後で取り消す場合、表示されたプロセスIDを使用してこの元の発行を取り消す必要があります。

プロセス・セットの発行

スケジュール済プロセスの概要ページからプロセス・セットを発行するには:

1. スケジュール済プロセスを発行する場合と同様に進めますが、「タイプ」オプションとして「ジョブ・セット」を選択します。

2. 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、セット内の個々のプロセスのパラメータを設定します。 プロセス・セット自体はパラメータをとりません。

   1. 「プロセス」タブでプロセスを選択します。

   2. プロセスのパラメータがあれば入力します。

   3. セット内の他のプロセスに対して繰り返します。

3. スケジュール済プロセスの場合と同じように、プロセス・セット全体のスケジュール、出力および通知を決定します。

4. 他のオプションを設定し、「発行」をクリックします。

「通知」タブまたは「このプロセスの終了時に通知」チェック・ボックス(あるいはその両方)を使用するかどうかに関係なく、セット内の各プロセスが終了したときではなく、プロセス・セット全体が終了したときに通知が送信されます。