一般会計に対する買掛管理税金消込レポート

概要

補助元帳課税トランザクションと会計アプリケーションの消込は、オーストリア、ドイツ、スイスなどの国で税金レポートの義務がある会社にとって一般的なビジネスおよび法的要件です。一般会計に対する買掛管理税金消込レポートでは、Oracle Fusion Payablesの税金トランザクション情報をOracle Fusion General Ledgerの勘定科目残高を使用して消し込みます。

重要な知見

レポートを実行する前に、買掛/未払金請求書を検証し、計上して一般会計に転記するようにします。

パラメータ

次の表に、一般会計に対する買掛管理税金消込レポートの主なパラメータを示します。

名前	説明
レポート・レベル	レポートを実行するレベルを選択します。 3つのレベル(「元帳」、「法的エンティティ」および「税務登録番号」)から選択できます。
レポート・コンテキスト	レポートのコンテキストを指定します。このパラメータの値のリストは、選択したレポート・レベルによって異なります。レポート・レベルとして「法的エンティティ」を選択する場合は、レポート対象となる法的エンティティを選択し、法的エンティティに関連付けられた税務登録番号を選択します。レポート・レベルとして「元帳」を選択する場合は、セキュリティ・プロファイル内のデータ・アクセス・セットで定義されている元帳に関連付けられている法的エンティティについてレポートできます。会計処理に合わせて税金活動を確認する場合は、元帳別に税金レポートを実行します。レポートまたはセカンダリ元帳通貨で税金活動を表示する必要がある場合は、元帳別に税金レポートを実行します。レポート・レベルとして税務登録番号を選択した場合は、同じ税務登録番号を共有する異なる法的エンティティに関連付けられたすべてのトランザクションをレポートできます。
税務登録番号	税当局に申告を送信する法的エンティティまたは法的レポート・ユニットの税務登録番号を指定します。
「会計期間: 自」および「会計期間: 至」	トランザクションを消し込む会計期間範囲を選択します。
勘定科目	勘定科目コードの組合せでトランザクションをフィルタ処理するための様々な条件を指定します。たとえば、勘定科目コードが次の値と等しくなるようにフィルタ処理されている場合、税勘定01-1775-000-000のトランザクションのみを表示できます。 Co=01 Acct=1775 Ctr=000 Prod=000

FAQ

次の表は、一般会計に対する買掛管理税金消込レポートに関するよくある質問を示しています。

FAQ	回答
このレポートを見つけるにはどうすればよいですか。	「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。
このレポートは誰が使用しますか。	税金マネージャ税金会計士税金スペシャリスト税金管理者
このレポートはいつ使用しますか。	このレポートは、国の税金レポート法的要件で要求されるように、買掛管理税金トランザクションを一般会計の税勘定残高で消し込むために使用します。
これはどのようなタイプのレポートですか。	Oracle Analytics Publisher