エレメントの分配済原価計算の設定
配布グループの支給エレメントに費用を配分するエレメントの費用計算の設定方法の例を設定します。
この表は、このシナリオについて決定する主な事項を 要約しています。
検討事項 |
例 |
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どのエレメントのコストを配分していますか? |
事業主組合年金経費エレメント |
配布エレメントの費用を配布する配布グループはどれですか。 |
年金給付対象賃金 |
原価計算プロセスで原価計算に使用される配分済エレメントの入力パラメータは何ですか? |
支払値 |
原価勘定科目セグメントに使用する勘定科目番号は何ですか? |
5220「事業主組合年金費用」勘定科目 |
この原価勘定の貸借を一致させるには、どの相殺勘定番号を使用しますか。 |
00.000.2152 事業主組合年金買掛金負債勘定 |
次に、給与管理者が事業主組合年金経費のエレメントと、従業員の賃金エレメントを含む配布グループを作成して、年金債務の事業主部分に費用をかける例を示します。
前提条件
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原価配賦キー・フレックスフィールドを設定します。
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必要な年金支給エレメントを定義します。
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年金対象支給エレメントのエレメント・オブジェクト・グループ"年金対象賃金"を作成します。
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通常の賃金や超過勤務賃金など、年金給付対象支給項目エレメントごとにエレメント適格レコードの原価計算を作成します。
分配済エレメントの原価計算の作成
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「自分のクライアント・グループ」で、「さらに表示」をクリックします。
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「給与」で、「エレメントの原価計算」をクリックします。
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事業主組合年金エレメントのエレメント適格レコードを検索し、「原価計算詳細の作成」をクリックします。
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有効開始日として1/1/00と入力し、「続行」をクリックします。
ベスト・プラクティスとして、エレメント適格レコードに指定したものと同じ有効開始日を入力します。
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「原価計算情報」のフィールドに入力します。
フィールド
値
原価計算タイプ
分配
分配グループ
年金給付対象賃金
一般会計への転送
選択済
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「原価計算済入力パラメータ」で、「行の追加」をクリックします。 次の表に示すようにフィールドに入力します。
フィールド
値
入力パラメータ
支払値
原価
はい
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「原価勘定科目」で、勘定科目セグメントに5220を選択します。
この例では、入力するセグメントは事業主債務の勘定科目セグメントのみです。
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「相殺勘定」で、次の表に示すようにフィールドに入力します。
フィールド
値
ディビジョン
00
部門
000
勘定科目
2152
この例では、相殺勘定は買掛/未払金負債勘定で、貸借対照表の勘定科目番号は「部署」セグメントと「部門」セグメント用です。
ノート: 配分グループ・メンバーの原価計算階層内の上位レベルで同じセグメントに対して値が取得された場合、そのセグメント値は分散エレメントのエレメント適格レベルで定義されますが考慮されます。 -
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