福利厚生階層の設計のベスト・プラクティス
1つ以上の福利厚生オブジェクト階層を使用して福利厚生サービスを整理し、継承を利用して設定や保守を容易にします。 階層には、2~4層のレベルが含まれます。
処理時間と継続的保守作業などのトレードオフを決定しながら、適格要件、コスト、補償範囲制限などの特性を制御するかどうかを検討します。
-
一般レベル
-
詳細レベル
-
一般レベルと詳細レベルの組合せ
下位オブジェクトは、より詳細なルールによって階層内の下位レベルの特性を上書きしないかぎり、上位レベルの特性を継承します。
次の2つの図に示すアイコンは、様々な福利厚生ページにある福利厚生オブジェクトの隣にも表示されます。 これらのアイコンは、福利厚生オブジェクトの機能(プログラム、プラン・タイプ、プラン、またはオプション)を識別するものです。
フル・レベル(4レベル)の福利厚生階層
次の図は、使用可能な4つのすべてのレベル(プログラム、プラン・タイプ、プランおよびオプション)で移入された、健康保険福利厚生オファリングの福利厚生オブジェクト階層を示しています。
この健康保険プログラムは、2つのプラン・タイプ(医療と歯科)で構成されています。 各プラン・タイプは、2つの固有プランで構成されています。 4つ目のレベルは、再利用可能な登録オプションで構成されています。 たとえば:
-
2つある医療プランの両方に、「従業員と配偶者」オプションが含まれています。
-
医療プランと歯科プランのすべてに、「従業員」オプションが含まれています。
第4レベルには、「従業員と家族」、「従業員と配偶者」または「従業員のみ」を登録するためのオプションがあります。 一度定義したオプションは、再利用が可能です。 たとえば、「従業員と配偶者」オプションは次のように使用されています。
-
健康維持機構と希望プロバイダ組織の両方の医療プランに関連付けられています
-
どちらの歯科プランにも関連付けられていません
「従業員」オプションは、階層内のすべてのプランに関連付けられています。
プラン・タイプが最上位レベルになる福利厚生オブジェクト階層
次の図は、2~3レベルの福利厚生オブジェクト階層を示したものです。
福利厚生サービス(貯蓄プランなど)をプログラム外のプランとして識別する場合は、プラン・タイプが階層の最上位レベルを構成します。 プランとプログラム外のプランにオプションが含まれていない場合は、プランやプログラム外のプランが階層の最下位レベルを構成します。