変動レート・オプション
変動レート・プロファイルを使用して、標準レートに変化を加えることができます。変動レート・プロファイルでは、適格基準、計算方法、および関連する標準レートに計算が与える影響を指定します。
このトピックの内容は次のとおりです。
-
標準レート
-
変動レート・プロファイル
-
複数の適格基準
-
変動レートからの除外
-
取扱ルール
-
変数Formula
標準レート
レートが要因に基づいて変化しない場合は、標準レート・ページでレートを定義します。 たとえば、歯科プラン・レートが年齢やその他の要因に関係なく月当たり定数8.00の場合は、標準プランを使用します。
標準レートを変化させる必要がある場合は、変動レート・プロファイルを添付します。
変動レート・プロファイル
レートは、年齢、喫煙状況、報酬額など、特定の要因に基づいて変化する可能性があります。 変動レート・プロファイルは、各レート額に対して作成できます。 各変動レート・プロファイルには、適格プロファイルを1つのみ添付できます。
例: 非喫煙者に比べて、喫煙者のほうが生命保険プランの原価が高い場合は:
-
2つの適格プロファイルを作成します。1つは喫煙者用で、もう1つは非喫煙者用です。
-
2つの変動レート・プロファイルを作成し、それぞれを対応する適格プロファイルに関連付けます。
-
各変動レート・プロファイルのレート計算を指定します。
複数の適格基準
レートが複数の要因(年齢や喫煙状況など)に基づいて変化する場合は、レートに影響する一連の要因に対して、同じロジックを使用して変動レート・プロファイルと関連する適格プロファイルを作成します。
次の表は、2つの条件(年齢と喫煙状況)を組み合わせる場合の例です。
年齢 |
喫煙状況 |
---|---|
25歳未満 |
非喫煙者 |
25歳未満 |
喫煙者 |
26から40歳 |
非喫煙者 |
26から40歳 |
喫煙者 |
最初に変数プロファイルを作成し、その後それらを標準レートに追加します。
変動レートからの除外
適格プロファイルの「除外」チェック・ボックスを使用して、条件に一致する個人を変動レートの受け取り対象から除外できます。 除外された個人は標準レートを受け取ります。 たとえば、「喫煙者」を基準として使用して、標準レートでの非喫煙者割引から喫煙者を除外します。
包含基準と除外基準を1つの適格プロファイル内に混在させないでください。
取扱ルール
取扱ルールは、標準レート計算に対する変更プロファイル計算の動作方法を指定します。 標準レートの取扱方法を、次の中から選択します。
-
乗算
-
加算
-
減算
-
置換
変数Formula
変動レートのベースに複雑な計算を使用するには、次のことを行います。
-
レートを計算するためのFastFormulaを1つ以上定義します。
-
定義したFormulaを標準レートに関連付けます。
標準レートに関連付けることができるのは、変動レート・プロファイルか変数Formulaのいずれかです。両方を関連付けることはできません。