福利厚生変数レートの作成
この例では、生命保険プランへの従業員給与拠出金用に福利厚生レートを作成する方法について説明します。 レートは加入者の年齢によって変化するため、複数の変動レート・プロファイルに関連付けられています。
これらの図は、この例を完了するために行う「プラン構成」作業領域のタスクを示したものです。
次の一般的なステップに従って、変動補償範囲を作成します。
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変動補償範囲プロファイルを作成します。
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基本補償範囲を作成します。
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変動補償範囲プロファイルと基本補償範囲を関連付けます。
前提条件
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レートの適用先となる生命保険プランを作成します。
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レートに関連付ける給与エレメントと入力値を定義します。
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各変動レートに関連付けられた年齢区分の導出要因を作成します。たとえば:
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Age_20-29
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Age_30-39
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Age_40-49
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Age_50-59
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Age_60-69
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Age_70-greater
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次の適格プロファイルを作成し、それぞれを適切な導出要因に関連付けます。
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Life_Age_20-29
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Life_Age_30-39
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Life_Age_40-49
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Life_Age_50-59
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Life_Age_60-69
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Life_Age_70-greater
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変動レート・プロファイルの作成
ステップで他の値が指定されていないかぎり、各フィールドにはデフォルト値を使用します。
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「福利厚生レートの管理」タスクをクリックします。
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「変動レート・プロファイル」タブで、「作成」をクリックします。
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次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド
値
プロファイル名
Life_Age_20-29
税タイプ・ルール
税引後
アクティビティ・タイプ
従業員給与拠出金
取扱ルール
置換
定義済レート周期
隔週
適格プロファイル
この年齢区分に対する適格プロファイルを選択します。
ステータス
アクティブ
計算方法
定数
値
4.00
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「保存してクローズ」をクリックして、「変動レート・プロファイル」タブに戻ります。
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ステップ2~4を繰り返して、追加の変動レート・プロファイルを5つ作成します(年齢区分ごとに1つずつ)。 「プロファイル名」と「値」を除くすべてのフィールドに、前の表の値を使用します。
プロファイル名
値
Life_Age_30-39
6.00
Life_Age_40-49
8.00
Life_Age_50-59
10.00
Life_Age_60-69
15.00
Life_Age_70-greater
22.00
標準レートの作成
ステップで他の値が指定されていないかぎり、各フィールドにはデフォルト値を使用します。
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「レートおよび補償範囲」タブを選択します。
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「標準レート」サブタブの「作成」メニューで、「標準レートの作成」を選択します。
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次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド
値
レート名
生命保険料
雇用主
雇用主を選択します。
プラン
このレート用に作成した生命保険プランを選択します。
アクティビティ・タイプ
従業員給与拠出金
税タイプ・コード
税引後
給与エレメント
このレートに関連付けられた給与エレメントを選択します。
エレメント入力パラメータ
このレートの入力値を選択します。
計算方法
標準値不使用
変動レート・プロファイルを標準レートに関連付ける
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標準レート・ページの「変動レート」セクションで、「変数プロファイル名」サブタブ・ツールバーの「選択して追加」をクリックします。
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連番を入力し、先ほど作成した6つの変数プロファイルの1つ目を選択します。
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「OK」をクリックして、「変動レート・プロファイル名」サブタブに戻ります。
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ステップ1~2を繰り返して、その他5つの変数プロファイルをこのレートに追加します。
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「保存してクローズ」をクリックして、「レートおよび補償範囲」タブに戻ります。