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文書タイプに基づく付加フレックスフィールドのコンテキストの作成およびデフォルト設定

文書レコードを作成すると、文書タイプに対して選択されたコンテキストに基づいてフレックスフィールド・セグメントが表示されます。 文書レコードの作成時に自動的に選択されるように、文書タイプのフレックスフィールド・コンテキストを構成できます。

この例では、その方法を示しています。

コンテキストを自動的に移入するには、社内文書タイプと完全に一致する文書フレックスフィールドのコンテキスト・コードを入力する必要があります。

社内文書タイプは次のように生成されます。

  • 文書タイプが特定の国に対して有効な場合: 社内文書タイプは、国コード_文書タイプ名(すべて大文字)として導出されます。 文書タイプ名のスペースとハイフンはアンダースコアに置き換えられます。 たとえば、文書タイプ名がLoan Requestで、文書タイプがインドでのみ有効な場合、社内文書タイプの値はIN_LOAN_REQUESTになります。

  • 文書タイプがグローバルな場合: 社内文書タイプは、GLB_文書タイプ名として導出されます。 たとえば、文書タイプ名がLoan Requestで、文書タイプがすべての国で有効な場合、社内文書タイプの値はGLB_LOAN_REQUESTになります。

文書タイプに基づいてフレックスフィールド・コンテキストをデフォルト設定する次の例を考えてみます。

ビジネス要件

文書レコード機能を使用して、カスタム・ローン要求フォームを構成します。 このカスタム・ローン要求フォームの一部として、次の属性を構成します。
  1. ローン開始日

  2. ローン・タイプ

  3. ローン事由

  4. ローン値

  5. 従業員保証1

  6. 従業員保証2

タスクの概要

  1. 文書タイプを構成します。

  2. 文書レコードの付加フレックスフィールド(DFF)を定義します。

  3. PER_DOCUMENTS_OF_RECORD_DFF文書レコードDFFの6つのセグメントを定義します。

  4. コンテキスト値が自動的にデフォルト設定され、コンテキストに構成されているすべてのセグメントが自動的に表示されることを確認します。

文書タイプの構成

「タイプ」が「ローン要求」である文書タイプを構成します。 これを行うには、次のステップに従います。
  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。

    • 機能領域: ワークフォース情報

    • タスク: 文書タイプ

  2. 「検索結果」領域で、「作成」アイコンをクリックします。

  3. 「文書タイプ情報」ページで、次の値を入力します。

    • タイプ: ローン要求

    • 摘要: 従業員のローン要求。

    • : 「インド」を検索して選択します

    • カテゴリ: 福利厚生

  4. 「送信」をクリックして、「はい」をクリックします。

  5. 「OK」をクリックしてから、「完了」をクリックします。

文書レコードのDFFの定義

PER_DOCUMENTS_OF_RECORD_DFF付加フレックスフィールドを定義します。 これを行うには、次のステップに従います。
  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。

    • 機能領域: ワークフォース情報

    • タスク: 文書レコード付加フレックスフィールド

  2. 「文書レコード付加フレックスフィールド」ページで、「処理」メニューの「編集」をクリックします。

  3. 「コンテキスト・セグメント」領域の「導出値」フィールドがSYSDOCTYPEDFF値で構成されていることを確認します。

  4. 「コンテキストの管理」をクリックします。

  5. 「検索結果」領域で、「作成」アイコンをクリックします。

  6. 「コンテキストの作成」ページで、次の値を入力します。

    • 表示名: ローン要求

    • コンテキスト・コード: IN_LOAN_REQUEST

  7. 「保存してクローズ」をクリックします。

    重要: コンテキスト・コードがシステム文書タイプと同じであることを確認してください。

    ノート: システム文書タイプは内部コードです。 その値は、次のロジックを使用してアプリケーションによって導出されます。

    たとえば、この場合は、文書タイプ(ローン要求)がインドの国に固有であるため、文書タイプはIN_LOAN_REQUESTになります

    この文書タイプがすべての国(グローバル)に定義されている場合、文書タイプはGLB_LOAN_REQUESTになります。

  8. 「コンテキストの管理」ページでIN_LOAN_REQUESTコンテキスト・コードを検索します。

  9. 「検索結果」領域で、「ローン要求」行を選択し、「処理」メニューの「編集」をクリックします。

文書レコードDFFのセグメントの定義

作成したコンテキストについて、ビジネス要件に従って次のセグメントを作成します。
  1. ローン開始日

  2. ローン・タイプ

  3. ローン事由

  4. ローン値

  5. 従業員保証1

  6. 従業員保証2

これを行うには、次のステップに従います。

  1. 「コンテキスト依存セグメント」領域で、「作成」(+)アイコンをクリックします。

  2. 「セグメントの作成」ページで、次の値を入力します。

    • 名前: ローン開始日

    • データ型: 日付

    • 表示タイプ: 日付/時間

  3. 「値セットの作成」をクリックします。

  4. 「値セットの作成」ページで、次の値を入力します。

    • 値セット・コード: CZ_DATE

    • モジュール: 「グローバル人事管理」を検索して選択します

    • 値データ型: 日付

  5. 「保存してクローズ」をクリックします。

  6. 残りのセグメントについて、次の表の値を使用してステップ1から5を繰り返します。

    名前

    データ型

    表示タイプ

    値セット・コード

    値データ型

    ローン・タイプ

    文字

    値リスト

    Loan_Type

    文字

    ローン事由

    文字

    値リスト

    Loan_Reason

    文字

    ローン値

    数値

    テキスト・ボックス

    15数値

    数値

    従業員保証1

    文字

    テキスト・ボックス

    10文字

    文字

    従業員保証2

    文字

    テキスト・ボックス

    10文字

    文字

  7. 「保存してクローズ」を3回クリックして、「文書レコード付加フレックスフィールド」ページに戻ります。

  8. 「フレックスフィールドのデプロイ」をクリックします。 デプロイメント・プロセス中に、エラーや警告がないかどうかについてメッセージを確認します。

  9. 「OK」をクリックしてから、「完了」をクリックします。

文書タイプに基づくフレックスフィールド・コンテキストの自動デフォルトの検証

  1. 従業員としてログインし、タイプ「ローン要求」の文書レコードを作成します。 コンテキスト値が自動的にデフォルト設定され、コンテキストに構成されているすべてのセグメントが自動的に表示されます。

  2. 文書タイプを変更すると、適切なコンテキスト値が再度デフォルト設定され、対応するコンテキスト・コードのすべてのセグメントが自動的に表示されます。