給与バックグラウンド・プロセスのパフォーマンスの最適化
給与バックグラウンド・プロセスは、処理の定期的なリクエストを処理するために継続的に実行されるデーモン・プロセスです。 これは、随時支払プロセスおよびイベント処理通知のQuickPayなどのプロセスを発行するために使用されます。
給与バックグラウンド・プロセスの自動マルチスレッドを使用可能にして、送信された給与プロセスのパフォーマンスを向上させ、複数のプロセスを同時に実行します。
「給与」の「給与プロセス構成」タスクを使用して、提供されている「支払デーモン・グループ」プロセス構成グループを検索します。 正しい数のスレッドを自動的に識別してプロセスに割り当てることで、「支払デーモン・グループ」構成グループを編集して有効にし、給与バックグラウンド・プロセスのパフォーマンスを最適化します。 その後、給与バックグラウンド・プロセスは多数の処理リクエストを実行し、複数のプロセスを同時に処理できます。 たとえば、Anytime Payに対するQuickPayの複数の実行を同時に処理できます。
- 「給与プロセス構成」ページで、デフォルト・グループを検索し、「パラメータ名」で「最大スレッド数」パラメータを検索し、値を書き留めます。
- 提供されている「支払デーモン・グループ」を検索し、「パラメータ名」で「追加」をクリックします。 「最大スレッド数」パラメータを検索し、「超過値」を入力します。
このパラメータは、プロセスのデフォルト・グループの最大スレッド数の約10%に設定します。
たとえば、デフォルト・グループで「スレッドの最大数」アクション・パラメータが30に設定されている場合は、「支払デーモン・グループ」プロセス構成グループで3に設定します。
ノート:
「スレッドの最大数」処理パラメータの値を入力しない場合、給与バックグラウンド・プロセスは単一スレッド・プロセスを使用して実行されます。
プロセスは、特定の時間にキュー内の処理リクエスト数または支払デーモン・アクション数に応じてスレッドを設定します。 「スレッドの最大数」に達するまで、給与バックグラウンド・プロセスのキュー内の5,000プロセスごとに新しいスレッドが送信されます。
ロギングの有効化
「支払デーモン・グループ」プロセス構成グループを使用して、ロギングなどの給与バックグラウンド・プロセスの他のパラメータを制御します。 デーモンで実行されているプロセスでログ出力を生成する場合は、支払デーモン・グループでのロギングを有効にします。