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給与イベント・グループの概要

給与イベント・グループでは、給与の遡及再計算、タイム・カードの遡及再計算、遅延採用の遡及計算などの機能についてモニターされるデータ変更のタイプを定義します。

給与イベント・グループには、次の3タイプがあります:

  • 按分

  • 遡及

  • イベント処理

按分

比例配分を使用すると、給与計算に関連するデータが給与計算期間中に変更されるたびに、支給額と控除額の比例配分を計算できます。

たとえば、次の場合に比例支給額と控除額を計算できます:

  • 給与期間の途中で、個人が組織に参加または退職

  • 給与期間中の個人の給与レートの変更

基本給などのエレメントを比例配分する場合は、個人の給与に影響する比例配分ポイントを持つエレメントに比例配分イベント・グループを割り当てます。 事前定義済のイベント・グループを使用するか、新しいイベント・グループを作成できます。 イベント・グループを作成する際に、比例配分計算をアクティブにするイベント(以下に対する変更など)を選択します:

  • 時給または年給

  • 勤務時間

  • 手当または控除

  • 等級やポジションなどのアサイメント変更

ヒント: 選択できるのは、エレメント・エントリ、計算カード、計算値定義および割当の変更を表すイベントのみです。

遡及

遡及処理により、現在の期間の給与計算に、以前の給与期間からの前日付の支給および控除が反映されます。 遡及イベント・グループは、遡及イベント通知を起動する変更のタイプを定義します。 これらのタイプの変更は、遡及の入力変更であり、前の給与期間に変更があった場合に通知をトリガーします。 グループを編集するか、エレメントの新しいイベント・グループを作成することで、追加のイベントによって再計算プロセスがトリガーされます。 すべてのイベントがリアルタイムでトリガーされます。

遡及イベント・グループ内で、過去日付の変更が発生した場合に通知を生成するイベントを選択します。 次の表に示す例に示すように、エンティティ、更新タイプおよび属性を指定します。

エレメントの通知を無効にするには、「エレメントの管理」UIで、遡及計算で処理されなくなった「ベース」エレメントを問い合せて、指定した「遡及イベント・グループ」を削除します。 これにより、新しいイベントがトリガーされなくなります。

エンティティ

更新タイプ

属性

エレメント・エントリ値

訂正

SCREEN_ENTRY_VALUE

エレメント・エントリ

更新

EFFECTIVE_START_DATE

エレメント・エントリ

更新

EFFECTIVE_END_DATE

エレメント・エントリ

論理日付変更

エレメント・エントリ

挿入

エレメント・エントリ

変更の削除

イベント処理

イベント処理はプロセスをイベント・グループ内のイベントにリンクします。 イベントが発生すると、イベント処理で定義された一連の条件に基づいてプロセスがトリガーされます。 イベント処理を使用して、HCMレートの生成やタイム・カードの再処理などの処理タイプのイベント・グループを使用する機能の発行を制御できます。 イベント処理によって、イベントの発生時や給与フローを介した送信時にプロセスが自動的に送信される場合など、発行の側面が制御されます。

イベント処理送信には次の2つのタイプがあります:

  • 手動: アプリケーションは、「イベント処理の処理」フローを使用してイベント処理通知を処理します。 このプロセスを定期的に実行するようにスケジュールし、格納されているレート値などの情報が最新の状態に保たれるようにします。 また、給与計算の前に送信されるように、このタスクを給与サイクル・フローに追加します。
  • 自動: アプリケーションは、イベント処理通知が生成されるたびに、遅延採用の再支給などのプロセスを自動的に発行します。

様々なタイプのイベント処理があり、それぞれに次のような独自の発行管理ルールのセットがあります:

  • タイム・カードの再発行

  • 遅延新規採用の遡及計算

  • 休暇欠勤再送信

  • HCMレートの再計算
  • メキシコのSDI計算

HCMデータ・ローダーを使用してイベント処理を作成します。