時間計算ルール・テンプレートおよびルールに固有のFormula出力

Formulaには、時間リポジトリ・ルールに結果を戻すために使用する出力が含まれています。これらの出力は、時間計算ルール・テンプレートの作成時に構成します。この設定は、テンプレートを使用して時間計算ルールを作成するときにユーザーが選択または入力する値に影響します。

出力グループ

出力グループを使用して、計算処理のためにフォーミュラからの出力を特定の時間属性にリンクします。たとえば、PayrollTimeType属性を出力グループ1に1回、出力グループ2に1回追加します。完了後の内容は次のとおりです:

出力グループ1には、式からのOUT_MEASURE_UNDER出力と、追加したPayrollTimeType属性があります。
出力グループ2には、式からのOUT_MEASURE_OVER出力と、追加したPayrollTimeType属性があります。

どちらのグループにも同じ給与計算時間属性がありますが、テンプレートを使用してルールを作成するときにユーザーが設定する値は異なります。たとえば、メジャーを下回る時間の給与値は通常、通常の給与レートです。メジャーの時間に対する給与値は、通常、超過勤務または割増支給レートです。

この出力グループは、計算テンプレートの作成時に選択します。従業員はテンプレートを使用して計算ルールを作成するときに選択内容を表示できますが、変更することはできません。

時間属性

各出力の時間属性のタイプを指定する必要があります。 OUT_MEASURE_UNDERやOUT_MEASURE_OVERなど、すべてのメジャー出力について、「メジャー」時間属性を選択します。出力グループと同様に、従業員はテンプレートを使用して計算ルールを作成するときに選択内容を表示できますが、変更することはできません。

値タイプ

テンプレートを使用してルールを作成する個人が時間属性値を入力するか選択するかを指定します。たとえば、ユーザーは、日次しきい値に8、週次しきい値に40などのメジャー属性の値を入力します。「データ・ソース」または「値セット」を選択した場合、ユーザーは対応するドロップダウン・リストから値を選択します。固定番号、テキストまたは日付を選択した場合は、ユーザーが値を入力します。

値セット

「値セット」出力設定は、「値タイプ」が「値セット」の場合にのみ表示できます。選択した値セットによって、ユーザーがテンプレートを使用してルールを作成するときに選択できる値が決まります。出力ドロップダウン・リストを構成する値が表示されますが、値セットの名前は表示されません。たとえば、使用可能な値セットHRC_YES_NOには、「はい」および「いいえ」の値が含まれます。ルールを作成するユーザーには、これらの値が出力ドロップダウン・リストに表示されます。 HRC_YES_NOは、「ルール出力」セクションのどこにも表示されません。

出力ソース

出力ソースは、出力がテンプレートにリンクされたFormulaからのものか、または追加された個人からのものかを識別します。この設定は、計算ルール・テンプレートの作成時に表示されます。テンプレートを使用してルールを作成するユーザーには表示されません。

値

テンプレートを使用してルールを作成するユーザーは、出力結果の実際の時間属性値を選択または入力します。たとえば、「過少支払レート」および「超過支払レート」給与属性を使用して計算テンプレートを作成します。テンプレートを使用して作成されたルールでは、日次超過勤務時間が計算されます。同じテンプレートで作成された別のルールでは、毎日の割増時間が計算されます。どちらのルールでも、不足支払レートが「通常」に設定されています。 1つ目のルールでは超過給与レートが超過勤務に設定され、2つ目のルールでは超過勤務手当に設定されます。