Global Payrollへの時間データの転送方法

グローバル給与管理者は、「タイム・カード・バッチのロード」プロセスまたは「勤怠管理からのタイム・カードの転送」プロセスを使用して、承認された給与時間データを給与に転送します。

転送プロセスでは、含めるタイム・カードをより適切に識別できます。タイム・カードの開始日と終了日、HCMグループ、給与関係、個人または給与など、選択した国別仕様データ・グループに対してオプション・パラメータを使用します。次に、2つの構成例を示します:

フローの開始日と終了日を使用して、これらの日付の間に終了する期間を持つすべてのタイム・カードを含めます。「日付:自」が2022年6月1日で、「日付:至」が2022年6月30日の場合、転送には、6月に終了する期間を持つすべてのタイム・カードが含まれます。また、2022年5月に開始して2022年6月1日に終了するタイム・カード期間も含まれます。

転送準備完了とマークされたすべてのタイム・エントリを本日以降に転送するには、「日付:自」を空白のままにします。「日付まで」フィールドで、今日の日付を選択します。
フィルタ・モードを使用して、指定した個人のすべてのタイム・カードを含めます。選択したファイラ・モードでは、対応するパラメータ・ドロップダウン・リストに移入されます。たとえば、HCMグループ・フィルタ・モードを選択した場合、HCMグループ・ドロップ・ダウン・リストには、アクティブな全てのHCMグループが表示されます。「個人」ドロップダウン・リストを開くと、オプションは表示されません。フィルタ・モードを「個人」に変更すると、「個人」ドロップダウン・リストが移入されます。「HCMグループ」ドロップダウン・リストにグループが表示されません。

日付:自および日付:至およびフィルタを設定した場合、転送には、指定した個人または個人の適切な終了日を持つタイム・カードのみが含まれます。

転送の問題は、「概要」ページの「時間管理」作業領域でトラブルシューティングできます。

「転送失敗」を使用したタイム・カードの解決セクションで転送されなかった時間入力をレビューします。
「不完全な時間転送プロセス」セクションで、突然失敗または終了したプロセスを確認します。
1. 給与計算管理者が、処理に失敗したことを通知します。
2. 「未処理」に転送されなかった時間データのステータスをリセットします。
3. 転送プロセスは、次回給与管理者が実行したときに、未処理時間データを取得します。