特定の育成目標サブプロセスの承認をバイパスする方法
管理者は、トランザクション・コンソールで育成目標の承認の選択的バイパスを有効にできます。 これは、育成目標ルール・セットの既存の自動承認または手動承認ルールを変更せずに実行できます。
組織では、一部の育成目標トランザクションの即時のコミットが求められる場合でも、他のトランザクションの処理を承認フローで行いたい場合があります。 たとえば、マネージャが共有する育成目標を、マネージャの承認なしで従業員が追加できるようにしながら、他のトランザクションの承認をマネージャに求める場合があります。 マネージャの承認を必要としないサブプロセスに対して、承認のバイパスを使用可能にします。
バイパス用の育成目標サブプロセス
トランザクション・コンソールの「承認ルール」タブで「育成目標の承認」ルールを展開すると、承認のバイパスを有効にできる次のサブプロセスが表示されます。
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共有同僚目標の追加: 従業員は、同僚が共有する目標を自分の育成プランに追加します。
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共有マネージャ目標の追加: 従業員は、マネージャが共有する目標を育成プランに追加します。
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目標共有処理: 従業員は自分の育成目標を共有します。
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非公開目標の管理: 従業員は、非公開育成目標の追加、更新、コピー、削除、完了、非アクティブ化またはアクティブ化などの処理を実行します。
育成目標サブプロセスの承認の選択的バイパスの構成
一部の育成目標トランザクションの承認を選択的にバイパスする方法を次に示します。
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に移動します。
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「承認ルール」タブをクリックします。
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「育成目標の承認」ルールを検索して選択します。
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「育成目標の承認」ルールを展開します。
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すぐにコミットするサブプロセスの「承認のバイパス」を有効にします。
サブプロセスのバイパス後
サブプロセスに対して「承認のバイパス」を有効にすると、対応する育成目標トランザクションがすぐにコミットされます。 育成目標に対してサブプロセス処理を実行したユーザーには、承認メッセージが表示されず、通知も受信されません。
下書き状態および承認待ち状態での育成目標トランザクションでは承認フローが続行され、新しい部分バイパス設定が無視されます。