納期回答時の店頭取引トランザクションの算入
納期回答を設定して、店頭取引トランザクションによる在庫削減を考慮します。 ピッキングや出荷を行わずに、在庫からトランザクションを履行します。
納期回答では、店頭取引の販売に基づいて使用可能な供給を自動的に調整できます。 たとえば、販売担当が店頭または倉庫にある手持在庫から品目を直接ピックし、顧客が店頭で待つ間に注文をクローズしてトランザクションを終了する、小売店または卸売業者での店頭取引が行われる場合があります。
この機能を使用して、リアルタイムに発生したトランザクションに従って、販売オーダーの納期回答が行われるようにします。
次のことを実行する必要があります。
- ビジネス・ルールで「在庫トランザクションの許可」を「はい」に設定します。 詳細は、在庫を減らすための設定オプションを参照してください。
- 「在庫トランザクションをすぐに処理」パラメータを「はい」に設定します。 この設定によって、販売オーダーをクローズするとすぐに在庫にオーダー明細を送信するようにオーダー管理に指示されます。 在庫管理は在庫を即座に削減し、正確かつ最新の状態を維持します。 また、現在使用可能な在庫のリアルタイム・イメージを納期回答で取得することもできます。 納期回答で供給が過剰に約束される可能性があるため、これを「いいえ」に設定しないでください。 詳細は、次を参照してください。
履行明細が店頭取引の販売オーダーに含まれることを確認できます。
- 「オーダー管理」作業領域に移動し、販売オーダーを検索できます。
- 「タスク」→「履行明細の管理」をクリックします。
- 明細を検索して開きます。
- 「履行明細」ページの「出荷」領域で、「在庫に送信済」属性にチェック・マークが付いていることを確認します。 属性が表示されない場合は、「在庫トランザクションをすぐに処理」パラメータを有効にしなかった可能性があります。 詳細は、オーダー管理パラメータの管理を参照してください。