アセットのメーター・リーディングを表示および編集する方法
「リーディング履歴」ページで、アセットおよびその関連メーターのメーター読取り履歴を表示および編集できます。
「アセット概要」ページのメーター・タブ、「メーター読取り」ページのメーター・タブ、および「メーター読取り」ページの詳細付きで完了フローを使用して作業オーダー工程の完了中に、各アセット・メーターのこのページにアクセスします。
検針履歴ページを表示すると、ページには、デフォルトで現在の日付から過去7日間の検針履歴のみが表示されます。 履歴を表示する表示ドロップダウン・リストから期間を選択できます。
読取り履歴リージョンには、履歴内の最新の読取りが最初に表示され、その後に前の読取りが表示されます。 読書ごとに、次のことがわかります:
列 | 概要とアクションの許可 |
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読取りタイプ | 記録された読取りのタイプ。 このフィールドは読み取り用に更新できません。 |
検針日時 |
読取りイベントの日時。 履歴内の最新の有効な検針のみ更新できます。 日時の値は、検針値がメーター定義ルールに従っているかぎり更新できます。 |
値の読取り |
読取りイベント値。 履歴内の最新の有効な検針のみ更新できます。 検針値は、新しい検針と同様に、検針値がメーター定義ルールに従っているかぎり更新できます。 |
ネット・チェンジ値
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現在のリーディング値と履歴の最後のアクティブなリーディング値の差。 この値は自動的に計算され、読取りに対して更新できません。 |
表示読取り値 |
メーターに表示される累積検針値。 この値は、検針値+以前のアクティブな検針の表示済検針値として自動的に計算されます。 絶対検針の場合、検針値および表示検針値は同じです。 検針の変更では、前の検針の表示検針が現在の検針の変更検針によって増分されるため、値は異なります。 このフィールドは読み取り用に更新できません。 リセットまたはロールオーバー・イベント中に、表示済検針値が自動的に調整されます。 これは、0、1または最新のロールオーバー読取り値にリセットできることを意味します。 |
耐用期間累計検針値 |
メーターの累積検針値。 この値は、検針値+以前のアクティブな検針の累計検針値として自動的に計算されます。 このフィールドは読み取り用に更新できません。 表示済検針および現在までの耐用年数検針の値は、最初のリセットまたはロールオーバー・イベントまで等しくなります。 これが発生すると、これらの値は等しくなくなり、現在および存続期間の使用率が履歴に記録されます。 |
作業オーダー | 詳細付きで完了フローを使用して作業オーダー完了中に検針が記録されると、作業オーダー参照が表示されます。 |
コメント | 読取りに関するオプションのコメント。 コメントは、無効な読取りを除き更新できます。 |
ステータス | 検針のステータス。 作成すると、記録済として表示されます。 更新すると、ステータスが編集済みに変わります。 読取りを無効にすると、ステータスは無効になります。 |
メーター・リーディング履歴の編集時に覚えておくべき点は次のとおりです:
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アクティブ・メーターと非アクティブ・メーターの両方のメーター読取り履歴を編集できます。
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前回のリセットまたはロックされたメーター読取りの後に記録された場合、および読取りに対して無効アイコンが有効な場合は、すべての読取りを無効にできます。 無効にすると、後続のすべての有効な検針行が取り消され、新しい置換検針が作成され、検針履歴の最後のアクティブな行に基づいて、更新されたネット・チェンジ、表示検針および累計検針値が再計算されます
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また、先に検針を無効にして履歴メーター・リーディングを編集し、同じ日時に対して「読取値の入力」ページに新しいリーディングを挿入し、新しいリーディング値とコメントを挿入することもできます。 記録後、後続の有効な検針行はすべて取り消され、検針履歴内の最後の有効な行に基づいて、更新されたネット・チェンジ、表示検針および耐用年数検針の値が再計算された状態で、新しい置換検針が作成されます。
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読取りを編集または無効化すると、ステータス列が編集済または使用不可のステータスで更新されます。
メーター読取りは、Oracle Subscription Managementなどの他のOracle Cloudソリューションによってロックできます。 履歴読取りがロックされると、履歴内の最終ロック読取りの日付がアセットのアセット・メーター・リストに表示されます。 日付値はすべてのユーザーに表示されますが、アセット・メーター・ページには直接ロック機能はありません。 この機能は、他のOracle Cloudソリューションからのみ使用可能であり、アセット・ページで保守ユーザーが使用することを意図していません。
ロックされた日付は、「読取値の入力」ページを使用して入力した新しい読取りを検証するために使用されます。 履歴のロック日より後の新規読取値のみを入力できます。入力しないと、検証によって適切なエラー・メッセージが生成され、読取履歴の整合性に影響する読取値を入力できなくなります。 また、履歴内の最終ロック読取りの前に読取りを無効にすることはできません。
履歴内の最終ロック読取りより後の日付の場合、他のソリューションで履歴内の読取りを継続的にロックできます。 通常、これは請求期間内の最終検針のロックなど、請求サイクルで発生します。