バックオーダー転送オーダー明細の自動取消の例

バックオーダー転送オーダーの自動取消設定が設定された場合、処理によって、ピック・リリース時、ピック・スリップの確認時および出荷の確認時に、転送オーダーの対応できない数量は取り消されます。

ピック・リリースでの例

オーダー数量が100の転送オーダーがピック・リリースされ、95のみが使用可能な場合、残りの5は自動的に取り消されます。

ピック・リリースでは、バックオーダー転送オーダーの自動取消設定が設定され、転送オーダー明細の全数量に対応できない場合、残数量は取り消されます。

ピック確認での例

オーダー数量が100の転送オーダーで100すべてがピック・リリースされるが、95のみがピックされる場合、ピックされない5はピック確認結果の記録時に取り消されます。

ピック・スリップの確認時に、バックオーダーを作成する処理では、生成されたバックオーダーを取り消すかどうかを決定する処理も行われます。

出荷の例

オーダー数量が100の転送オーダーで100すべてがピック・リリースおよびピック確認されるが、出荷時に95のみが出荷確認される場合、残りの5は自動的に取り消されます。

ピック数量がピック確認されて出荷ステージング領域に移動されると、出荷確認できるようになります。出荷ページで、「出荷確認」ボタンまたは「出荷確認」処理タイプを選択すると、生成されたバックオーダーを取り消すかどうかを決定するために処理が開始されます。バックオーダー転送オーダーの自動取消設定が設定された場合、出荷確認機能の処理時にバックオーダーは常に取り消されます。