オーダー明細の再スケジュールの防止
Oracle Backlog Managementでは、ピッキング済ステータスのオーダー明細は、Oracle Fusion Cloud Order Managementへのリリースから除外されます。 ピッキング済ステータスとは別に、2つの追加ステータス値を構成し、再スケジュールできないようにオーダー明細に割り当てることができます。
これらのユーザー定義ステータスは、倉庫管理システムに送信されてもピッキング・ステップが完了していないオーダー明細に割り当てられます。 バックログ管理では、これらの新しいステータス値が認識され、それらのオーダー明細の再スケジュールが防止されます。 また、この機能により、すでに進行中の履行プロセスが中断されるのを防ぐこともできます。 ユーザー定義ステータスのオーダー明細は、「バックログ分析」ページに確定済ステータスで表示されます。
ユーザー定義ステータスを構成するステップを次に示します。
- 「設定および保守」作業領域で新規サイト・レベルまたはユーザー・サイト・レベルのプロファイル・オプションを作成します。 プロファイル・オプションの名前はMSC_COLL_OM_SO_STATUSである必要があります。
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「設定および保守」作業領域のプロファイル・オプションの管理タスクを使用して、プロファイル値を定義します。 プロファイル値は、ステータス値の管理タスクで定義されたユーザー定義ステータスのステータス・コードである必要があります。 2つのユーザー定義ステータスを作成する場合は、2つのステータス・コードをカンマで区切って入力します。