シミュレーション需要
企業で外部オーダー管理システムを使用している場合は、オーダー全体をシミュレートして、実際に作成する前に計画できます。 これは、同じデータを持つ実際のオーダーがバックログ管理の計画結果にどのような影響を与えるかを予測するのに役立ちます。 これらのモック・オーダーは、シミュレーション需要または照会需要と呼ばれます。
シミュレーション需要を作成、削除および表示する方法
FBDIプロセスを使用して、オーダー属性値を指定するCSVファイルを通じて販売オーダー・データをロードします。
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オーダーをシミュレーション需要として定義するには、CSVファイルの需要の照会列にYesを指定します。
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シミュレーション需要を削除するには、FBDI文書に戻り、インジケータの削除の値をNoに設定して、ファイルをリロードします。
「バックログ分析」表では、シミュレーション需要が実際の販売オーダーとともに表示されます。 区別するには、「シミュレーション需要」列の値がYesまたはNoであるかどうかを確認します。
シミュレーション需要の使用時の考慮事項
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シミュレーション需要属性は需要優先度属性です。 そのため、実際の需要よりもシミュレーション需要を優先する需要優先度ルールを作成して使用できます。
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実際の需要とシミュレーション需要は、同じプランニング・ロジックを使用して計画されます。 しかし、シミュレーション需要の計画結果は、実際の販売オーダーの計画結果とは異なり、バックログ・アナリティクスには影響しません。
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シミュレーション需要のプランニング結果はリリースできません。
ヒント: シミュレーション需要データを定期的に消去します。 これを行うには、バックログ・プランニング・セッション・データの削除スケジュール済プロセスを使用します。 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、「照会需要の削除」チェック・ボックスを選択します。