品目一括変更の方法
品目を検索して選択した後で、「品目の管理」検索結果表の「処理」メニューの「品目大量変更の管理」サブメニューにアクセスして、複数の品目の情報を同時に更新できます。
「品目大量変更の管理」サブメニューでは、次の処理を実行できます。
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品目を組織に割り当てます。
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品目をサプライヤ・サイト組織に割り当てます。
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品目をカタログ・カテゴリに割当、再割当または割当解除します。
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選択した品目の品目区分を変更します。
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品目属性を編集します。
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スプレッドシートで品目を編集します。
変更する品目を選択する前に、変更するフィールドを検索に含める必要があります。 たとえば、品目カテゴリの割当を変更するには、カタログとカテゴリを検索結果表の列および検索のフィールドとして含める必要があります。
組織への品目の割当
品目は、組織と呼ばれる実際の施設で設計、製造および配布されます。 組織は、店舗などの販売センターになることもできます。 組織が品目に対してこれらの機能を実行できるようにするには、まず品目をその組織に割り当てる必要があります。
選択した品目に関連付けられた梱包または構成がある場合、次のオプションも指定できます。
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梱包の割当: マスター組織品目に使用できる梱包は、選択した子組織で使用できるようになります。
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品目構成の割当: 1つ以上の構成を選択した後、構成をコピーまたは共通化するように指定します。
コミット・オプションを使用すると、これらの割当をデータベースに直接適用したり、さらにレビューまたは変更を行うためにデータをスプレッドシートにエクスポートできます。
カタログ・カテゴリへの品目の割当と再割当
各カタログ内で選択した品目に割り当てる1つ以上のカタログおよびカテゴリを選択できます。
カタログ・レベルで設定されたルールは、1つまたは複数のどちらのカタログ・カテゴリを品目に割り当てられるかを決定します。 カタログに複数の有効な割当がある場合、同じ品目をカタログに関連付けられた複数のカテゴリに割り当てることができます。
カタログ・カテゴリの再割当の場合、選択した品目のカタログ・カテゴリ割当が削除され、新規に選択されたカタログ・カテゴリに対して割当が行われます。
カタログ・カテゴリの未割当
選択したカタログ・カテゴリの割当が削除されます。
変更内容の保存すると、その変更内容はデータベースにすぐに適用されます。 コミット・オプションは使用できません。 この一括変更処理にはコミット・オプションが使用できないため、アプリケーションは、変更を確認するためのダイアログを開きます。
サプライヤ・サイト組織への品目の割当
品目サプライヤ・サイト組織は、品目をサプライヤ・サイトと組織に関連付けます。 これは、指定された組織では品目は特定のサプライヤ・サイトから供給されていることを示します。 この一括フローにより、選択した組織とサプライヤ・サイトのすべての組合せを作成します。 たとえば、3つの組織(org1、org2およびorg3)と3つのサプライヤ・サイト(Sup1、Sup2およびSup3)を選択した場合、それらの選択の組合せorg1Sup1、org2Sup1、org3Sup1、org1Sup2、org2Sup2、org3Sup2、org1Sup3、org2Sup3およびorg3Sup3が使用されます。
選択した品目に関連する梱包(品目の梱包階層で定義されている梱包品目)がある場合、その梱包を仕入先サイト組織に関連付けることができます。
最初に、ユーザーはサプライヤを選択して、組織を選択します。 その次に、選択した品目が梱包品目かどうかを選択して、梱包階層の品目サプライヤ組織関連付けを作成します。
コミット・オプションを使用すると、これらの割当をデータベースに直接適用したり、さらにレビューまたは変更を行うためにデータをスプレッドシートにエクスポートできます。
品目区分の変更
複数の品目の品目区分を変更する場合は、品目を検索して選択します。 「品目区分の変更」ダイアログで、選択した品目に適用する新しい品目区分を選択して、変更した品目を製品ハブにインポートして戻す際に使用するインポート・フォーマットを選択します。 「ダウンロード」をクリックして、スプレッドシートを生成します。このスプレッドシートには、既存の品目区分の属性と値が含まれていますが、新しい品目区分にマップされています。 スプレッドシートの属性値を必要に応じて編集します。 その後で、品目バッチを使用してスプレッドシートをインポートします。
品目属性の編集
品目属性は、「品目属性の編集」ダイアログ・ボックスで編集するか、編集のためにスプレッドシートにエクスポートできます。 この方法は、多数の品目間で同じ値を品目属性に設定する必要がある場合に便利です。 たとえば、100個の品目の「オーダー可能」属性を「はい」に更新する場合などです。 このフローを使用して、品目属性と品目サプライヤ・サイト組織属性の両方を変更できます。
- 「品目の管理」ページで、属性を編集する品目を検索して選択します。ノート: 「品目属性の編集」ダイアログ・ボックスまたはスプレッドシートでは、検索結果表に表示される列属性のみを使用できます。 検索結果表内の列属性の追加や削除には、「表示」メニューで使用できるオプションを使用します。
- UIで品目属性を編集する手順は、次のとおりです。
- をクリックします。
「品目属性の編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- いくつかの品目を選択した場合は、「品目」リージョンの属性の値を更新できます。
- 品目数が非常に多く、すべての品目について一括更新する場合は、「列の編集」リージョンで属性の値を更新します。 たとえば、多数の品目のステータスを変更する場合は、「品目ステータス」ドロップダウン・リストからステータスを選択します。 選択したステータスが品目全体に適用されます。
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「適用」をクリックし、「次」をクリックします。
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- スケジューリング情報を含むバッチ・オプションなどのプロセス詳細を指定します。 また、ビジネス・ルールで変更の承認の必要な場合は、変更オーダー詳細も指定します。
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「送信」をクリックします。
- をクリックします。
- スプレッドシートで品目属性を編集する手順は、次のとおりです。
- をクリックします。選択した品目がスプレッドシートにエクスポートされ、数分後に「スプレッドシートが生成され、ダウンロードできるようになりました。」というメッセージが表示されます。
- 「ダウンロード」をクリックし、ファイルをシステムにダウンロードします。 詳細は、次の項「スプレッドシートでの品目の編集」を参照してください。
スプレッドシートでの品目の編集
スプレッドシートで品目を編集すると、品目の更新をオフラインで作業して、アプリケーションにアップロードして戻せます。 「スプレッドシートの品目の編集」オプションでは、システムにダウンロードできるスマート・スプレッドシートが生成されます。 品目をレビューしてさらに変更した後に、データを直接スプレッドシートから製品ハブへのインポート用の品目バッチにアップロードできます。 一度に一括編集できるのは100個の品目属性のみです。
スマート・スプレッドシートの列は、「品目の管理」ページまたは「品目の参照」ページの「検索結果」表と同じです。 特定の列を検索結果表に追加することで、それらの列をスマート・スプレッドシートに追加できます。
スマート・スプレッドシートが生成されるときに、「品目の管理」ページまたは「品目の参照」ページの「検索結果」表からの属性または列のマッピングを使用して、インポート・マップがバックエンドで自動的に作成されます。 このインポート・マップは「インポート・マップの管理」ページに表示されません。 スマート・スプレッドシートは、ログイン・ユーザーの言語で作成されます。
- 品目バッチの管理(EGI_MANAGE_ITEM_BATCH)
- アクセス・トークンの生成(EGI_GENERATE_ACCESS_TOKEN_PRIV)
- 品目バッチの取得REST(EGI_GET_ITEM_BATCH_REST)
- 品目バッチの管理REST(EGI_MANAGE_ITEM_BATCH_REST)
- 品目のインポート(EGP_IMPORT_ITEM_PRIV)