事前変換ルール

オーダー管理でソース・オーダーが変換される前に、変換前ルールを使用してオーダー属性を移入するか、デフォルト値を設定します。

使用例	説明
履行明細に属性を移入します。	販売オーダーにリクエスト日属性が含まれ、履行明細に表示する必要があるが、AS54888デスクトップ・コンピュータのみの場合を考えます。これがあなたのルールです。品目がデスクトップ・コンピュータAS54888の場合は、履行明細にリクエスト日属性を表示します。
属性を移入して、変換ルールで使用できるようにします。	販売オーダーにAS54888が含まれている場合、そのサイズをセンチメートルからインチに変換してから、履行明細に表示する必要があります。これがあなたのルールです。品目がAS54888の場合は、サイズ属性を変換して履行明細に表示します。

使用例

説明

履行明細に属性を移入します。

販売オーダーにリクエスト日属性が含まれ、履行明細に表示する必要があるが、AS54888デスクトップ・コンピュータのみの場合を考えます。これがあなたのルールです。

品目がデスクトップ・コンピュータAS54888の場合は、履行明細にリクエスト日属性を表示します。

属性を移入して、変換ルールで使用できるようにします。

販売オーダーにAS54888が含まれている場合、そのサイズをセンチメートルからインチに変換してから、履行明細に表示する必要があります。これがあなたのルールです。

品目がAS54888の場合は、サイズ属性を変換して履行明細に表示します。

オーダー管理では、オーダー入力スペシャリストが販売オーダーを変更するたびに、変換前ルールが実行されます。

事前変換ルールを使用してデフォルト値を設定する方法について学習します。詳細は、「販売オーダーのその他の属性のデフォルト値の設定」を参照してください。

変換前にトランザクションのタイプを設定

ビジネス・ユニット、顧客またはオーダー・タイプを選択した場合、またはオーダー明細を追加する場合など、一部のイベントでのみ、変換前ルールを実行できます。

また、webサービス、REST APIまたはファイルベースのデータ・インポートを介して販売オーダーを作成するときに、変換前ルールおよび変換後ルールが実行されない場合があります。

変換前にトランザクション・タイプを設定する必要があり、変換前ルールを開始しないイベントが発生した場合、またはwebサービス、REST APIまたはファイルベースのデータ・インポートを介して販売オーダーを作成した場合は、変換ルールを使用して属性値を設定しないでください。かわりに、オーダー管理拡張を使用します。オーダー・タイプに応じた請求トランザクション・タイプの設定サブ・トピックを確認します。詳細は、「オーダー・ヘッダーの拡張」を参照してください。

販売オーダーを返品する場合は、トランザクション・タイプをクレジット・メモに設定する必要があります。

詳細および例については、「Oracle Supply Chain Management CloudのREST API」に移動し、Order Managementを展開して、Order Hubの販売オーダーをクリックします。