ビジネス・ルールでのデシジョン表およびバケット・セットの使用

ディシジョン表を使用してIF文のセットを作成し、表として表示します。

複数の属性値の組合せを分析する必要がある場合、デシジョン表は多数の個別のIF文よりもコンパクトで直感的に使用できます。デシジョン表では、すべてのルールですべてのIf文およびThen文を使用する必要はありません。

バケット・セットをファクトに追加することはできません。

デシジョン表およびバケット・セットを使用するいくつかの例を確認します。詳細は、「変換ルールの作成」および「オーケストレーション・プロセスの割当」を参照してください

バケット・セット

「バケット」は、値のリストまたはIf文がtrueかどうかを判断するために使用する値の範囲を設定するコンテナです。

「バケット・セット」は、バケットのグループが定義する値の全体的な範囲を保持するために使用できるコンテナです。これを使用して、If文とデシジョン表内のファクトで考慮される値を制限します。

redおよびpurpleの文字列値を含む色バケット・セットを作成するとします。色ごとにルールを作成できます。また、青のルールと紫のルールを記述することもできます。

または、文字列のかわりに整数を使用する数値バケット・セットを作成するとします。数値バケット・セットにバケットを作成できます。バケットは次のとおりです。

識別番号など、認識が困難なデータの別名を指定するバケット・セットを作成できます。 If文のtoString関数を使用して、Longデータ型の値を製品コードなどのString別名に変換できます。バケット・セットは、各識別番号を製品コードにマップします。

次に、値の範囲を大規模、中または小バケットにグループ化するバケット・セットの例を示します。

こちらです。

スケジュール済プロセスを実行して、バケット・セットにデータを移入します。

コンピュータ・サービスおよびレンタル顧客に関連するデータのみをバケット・セットに移入する必要があるとします。

表示されるダイアログで、値を設定します。

パラメータ	値
バケット・セット名	このパラメータは空のままにする必要があります。これはサポートされていません。
ビュー・オブジェクト名	このパラメータは空のままにする必要があります。これはサポートされていません。
Where句	このパラメータは空のままにする必要があります。これはサポートされていません。
収集データのリフレッシュ	値を設定します。はい。バケット・セットが参照するエンティティのデータを使用して、バケットの設定を最新の状態に保ちます。いいえ。この値は使用しないでください。