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拡張機能を使用したオーダー明細の取消

拡張可能フレックスフィールドを使用して販売オーダーのオーダー明細を取り消す拡張を作成します。

品目が廃止され、サプライヤが品目を供給しなくなったため、履行できない品目の販売オーダーを顧客が発行したとします。 オーダー管理拡張を使用して、拡張可能フレックスフィールドで廃止などの値を含む明細を取り消すことができます。

このトピックではサンプル値を使用します。 ビジネス要件によっては、別の値が必要になる場合があります。

  1. 拡張可能フレックスフィールドを作成します。

    • 履行明細情報フレックスフィールドに追加します。 次の値を使用します。

      属性

      値

      名前

      CancelLine

      カテゴリ

      追加履行明細情報

      コンテキスト

      ProductObsoleteContext

    • 「セグメントの作成」ページで値を設定します。

      属性

      値

      名前

      CancelLine

      コード

      CancelLine

      API名

      cancelline

      使用可能

      チェック・マークが含まれます。

      データ型

      文字

      表の列

      ATTRIBUTE_CHAR2

      値セット

      10文字

      プロンプト

      明細の取消

      表示タイプ

      テキスト・ボックス

    • フレックスフィールドを公開してデプロイします。

    詳細は、「オーダー管理での拡張可能フレックスフィールドの設定」を参照してください。

  2. 拡張機能を作成します。

    • 「設定および保守」作業領域で、タスクに移動します。

      • オファリング: オーダー管理

      • 機能領域: オーダー

      • タスク: オーダー管理拡張の管理

    • 「拡張の作成」ページの「発行リクエスト」の開始時タブで、値を入力します。

      属性

      値

      名前

      オーダー数量の取消

      説明

      この拡張は、オーダー明細の拡張可能フレックスフィールドの値を調査して、明細を取り消すかどうかを決定します。

    • 定義領域で、コードを追加します。

      import oracle.apps.scm.doo.common.extensions.ValidationException;
def poNumber = header.getAttribute("CustomerPONumber");
if( !"CancelOrderQuantity".equals(poNumber) ) 
return;
def lines = header.getAttribute("Lines");
if(lines == null)
return;
while(lines.hasNext()){
   def line = lines.next();   
   //Get the row for the flexfield context named ProductObsoleteContext.
   //Use the code value for the context as the argument to get the context row.   
   def context = line.getContextRow("ProductObsoleteContext");
   if(context == null)
   throw new ValidationException("Context ProductObsoleteContext was null");   
   def cancelLineEffVal = context.getAttribute("cancelline");   
   if("Y".equals(cancelLineEffVal)){
     line.setAttribute("OrderedQuantity",0);
   }
}

    • 「検証」>「保存してクローズ」をクリックします。

設定のテスト

顧客Computer Service and Rentalsのテスト販売オーダーを作成します。

  1. 販売オーダーを作成します。

    • オーダー管理作業領域に移動し、新しい販売オーダーを作成します。

      オーダー・ヘッダーに属性を設定します。

      属性

      値

      Customer

      Computer Service and Rentals

      オーダー・タイプ

      Standardオーダー

    • 構成されていない品目を含むオーダー明細を追加します。

    • 「送信」をクリックします。

  2. オーダー明細ステータスが出荷待機中に変更されるまで待機します。 「リフレッシュ」をクリックしてステータスを更新します。

  3. 販売オーダーを修正します。

    • 「オーダーの管理」ページで、「処理」>「改訂の作成」をクリック

    • 「改訂の作成」ページで、オーダー・ヘッダーに属性を設定します。

      属性

      値

      購買オーダー

      CancelOrderQuantity

    • 「オーダー明細」をクリックし、「明細の更新」をクリックします。

    • 「明細の更新」ページで、追加情報属性を選択済ウィンドウに移動し、「次」をクリックします。

    • 値の指定領域で、「追加情報の更新」をクリックします。

    • 開いたダイアログで、CancelLineをクリックします。

    • ProductObsoleteContext領域のCancelLineの横にあるウィンドウで、"Y"と入力します。

      二重引用符を含める必要があります。

    • OKをクリックし、「更新」をクリックします。

  4. オーダー管理によってオーダー明細の数量が0に変更され、明細が取り消されたことを確認します。

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