価格設定での独自の属性の使用

独自の属性を品目に追加し、価格または割引を決定する価格設定ルールで参照します。

品目属性は、品目のいくつかの側面を表します。たとえば、My Favorite Shirtという名前の品目を5年間、最良の販売者の1人として販売しているとします。お気に入りのシャツはOracleデータベースにすでに存在しており、サイズ、色およびテクスチャの属性が含まれています。サイズは、品目属性の例です。

市場調査を通して、顧客は周囲の気温に従ってファブリック内の通気を多かれ少なめにできるシャツを愛することを学びます。そのため、空気が50度を超えると透過性が向上し、空気が50度未満になると透過性が低下するファブリックを開発します。新規品目属性が必要です。このニーズを満たすようにPermeabilityという名前の「品目拡張可能属性」を作成できます。

Oracle Applicationsでは、「拡張可能」という語を使用して、特定の要件を満たす方法でOracle Applicationsを変更できる機能について説明します。品目拡張可能属性は、詳細がビジネス要件に固有の場合に、品目に関する詳細を格納するために定義する属性です。

品目の属性に従って価格を計算または調整する必要がある場合がありますが、これらの計算を品目ごとに設定するにはあまりに面倒である可能性があります。たとえば、製品の色またはサイズに従って価格を割引する場合や、銀、銅、金、ダイヤモンド、カリホルニウムなどの材料に従って基本価格を変更する場合などです。

「設定および保守」作業領域を使用して、品目拡張可能属性を定義し、品目ごとに属性を定義するのではなく、品目に関する詳細を参照するマトリックス区分を使用します。

価格販売トランザクション価格設定アルゴリズムを使用して、このロジックを追加します。
価格設定マトリックスの品目属性に従って、価格表または割引リストで価格設定ルールを設定および実行します。
マトリックス区分の条件列で品目拡張可能属性を使用します。
- 価格表の価格表手数料調整マトリックス区分を使用します。
- 割引リストには、価格設定条件調整マトリックス区分を使用します。