スキャナ設定の構成
最善の結果を得るには、最初にコンピュータによって生成されたネイティブ・テキストベースのPDF請求書を送信するようにサプライヤに依頼してください。ネイティブPDF請求書では、最初に作成された文字をIDRで正確に読み取ることができるため、多くの認識エラーがなくなり、精度が向上します。ただし、紙の請求書をスキャンし、スキャンした画像ベースの文書を請求書認識用にEメールで送信することもできます。
紙の請求書をスキャンした画像を送信するときは、これらの仕様に従って、光学文字認識エラーを最小限に抑えてください。
- TIFFまたはPDF文書を生成するようにスキャナを構成します。最高の文書品質を得るには、国際電信電話諮問委員会(CCITT)グループIVの圧縮を300 DPIで使用します。
- 色または網掛けの背景がある請求書をスキャンするときには、動的しきい値または適応しきい値を使用できる場合はそれらを使用するようにスキャナを構成して、高品質の文書を生成してください。
- ページ・サイズがレター(8.5 x 11インチ)またはA4 (8.3 x 11.7インチ)のいずれかであることを確認します。ページ・サイズが大きいと、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
- できれば、文書を正しい方向にスキャンしてください。方向が正しくないと、インテリジェント文書認識が文書を自動的に回転して、正しい方向になるようにしようとします。