インテリジェント文書認識
多くのサプライヤおよび顧客は、買掛/未払金請求書をEメールで電子的に送受信します。Oracle Fusion Cloud ERPは、完全に統合された請求書認識ソリューションであるインテリジェント文書認識(IDR)を提供します。Eメールで送信された文書から請求書情報を抽出して請求書を作成し、Payablesにインポートします。
IDRはシームレスでセキュアなユーザー・エクスペリエンスを提供し、請求書ライフサイクルのすべてのステージをサポートします。IDRサービスを使用すると、機械学習を使用して抽出を改善できます。IDRは請求書に加えられた訂正から学習し、将来受け取るサプライヤ請求書から請求書フィールドを抽出する方法を理解します。その結果、請求書認識は時間の経過とともに向上します。
IDRにより、顧客は入力から支払までサプライヤの請求書を迅速に処理できます。このエンド・ツー・エンドのソリューションで必要な設定と構成は最小限であるため、総所有コストを削減するとともに資本管理を強化できます。
大まかな製品フロー:
- IDR受信ボックスで請求書が添付されたEメールを受信します。
- IDRが請求書を処理し、関連する情報を抽出します。
- 請求書が「請求書」ランディング・ページの「スキャン」情報タイルに表示され、次のいずれかのステータスになります:
- 未完了: 注意が必要であることを意味します。
- 未検証: すべての予期されるフィールドが認識されることを示します。
- 対話型ビューアを使用して、請求書上で正しい情報を選択することで未完了請求書を訂正できます。
- IDRはこの訂正から学習し、後続の請求書での抽出を改善します。
スキャンされた請求書の数は、「請求書」ランディング・ページの「スキャン」情報タイルで確認できます。ただし、このタイルには、未完了または未検証の請求書の件数のみが表示されます。
スキャンされた情報値 | 説明 |
---|---|
0-7 | 過去7日間にスキャンされた請求書 |
8-14 | 過去8日から14日の間にスキャンされた請求書 |
15+ | 15日以上前にスキャンされた請求書 |
「最近」情報タイルには、検証済請求書の数が表示されます。