既存のルーティング・ルール・セットの変更

既存のルーティング・ルール・セットを変更して、未完了請求書を特定のユーザー・グループにルーティングできます。

ルール・セットは、関連するルールの集合です。既存のルーティング・ルール・セットを変更するには、次のステップに従います。

  1. 「割当先」タブで、変更するルール・セットを選択します。

  2. 設定するタスク・ペインの「タスクの編集」アイコンをクリックします。

  3. ルール・セットのルールを追加、変更または削除します。

  4. 設定するタスク・ペインの「保存」アイコンをクリックして、変更を保存します。

  5. 設定するタスク・ペインのタスクのコミット・アイコンをクリックして、変更を有効にします。

  6. 変更を元に戻すには、「リセット」アイコンをクリックします。

ルール・セットの変更方法の例

次の例では、BPMワークリストのタスク構成ページで未完了請求書を特定のユーザー・グループにルーティングするようにルール・セットを変更する方法を説明します。

  1. 「FinApIncompleteInvoiceHold」タスクを選択します。

  2. 「タスクの編集」アイコンをクリックして、ルールを編集します。

  3. 「割当先」タブを選択します。

  4. 「未完了請求書買掛担当ユーザー」をクリックします。

  5. ビジネス・ルール「IncompleteInvoiceRuleSet」をクリックします。

  6. 「展開」アイコンをクリックして、既存のJobRoleAssignmentRuleを展開します。

  7. 関連する「関係者」フィールドの横にある「検索」アイコンをクリックして、アイデンティティ・ブラウザを開きます。関連する関係者を決定する方法を次に示します。

    • ユーザー: 特定の名前付きの個々のユーザーを選択します。

      ノート: これは時間の経過とともに更新して、個々のユーザーの変更が反映されるようにする必要があります。
    • グループ: 承認グループを選択します。

    • アプリケーション・ロール: ロールを選択します。

    この例では、「関係者」フィールドとして「アプリケーション・ロール」を使用します。

  8. アイデンティティ・ブラウザで、使用するロールを検索します。

    ノート:
    • アイデンティティ・ブラウザには、関係者のドロップダウン・リストも表示されます。これを使用して、ユーザー、グループおよびロールを切り替えることができます。

    • Oracle Cloud ERPに関連するロールの場合は、アイデンティティ・ブラウザでfscmをアプリケーション・コンテキストとして使用することをお薦めします。

  9. ロール名を入力し、「検索」をクリックします。

  10. 検索結果からロールを選択し、「OK」をクリックします。

  11. ルールを検証して、ルール定義にエラーがないことを確認します。

  12. タスクを保存してコミットし、新しいルールが機能していることを確認します。