プロジェクト・リソースの割当ステータス

割当ステータスは、プロジェクトに対するリソースの関係のステータスを示します。

この表では、「プロジェクト・リソースの管理」ページの「割当ステータス」列に表示される割当ステータスについて説明します。

割当ステータス

摘要

計画

プロジェクト・マネージャが次のいずれかの方法でプロジェクトにリソースを追加すると、割当ステータスが「計画」になります。

  • 「プロジェクト・リソースの管理」ページでプロジェクトにリソースを直接配賦した場合。

  • 「プロジェクト・プランの管理」ページでプロジェクト・タスクにリソースを追加した場合。

  • Microsoft Projectのプロジェクト・プランをプロジェクト管理にインポートした場合。

  • 作業プラン・テンプレートでプロジェクト・プランを作成した場合。

  • Oracle Cloud用のプロジェクト・プランのインポート・プロセスでサードパーティ・アプリケーションからプロジェクト・プランをインポートした場合。

  • プロジェクト作業プラン外部サービスでプロジェクト・プランをインポートした場合。

  • 確認済割当のリソースを、空き状況および要員配置がOracle Fusion Project Resource Managementで管理されていないリソースに置き換えた場合。

プロジェクト・マネージャがプロジェクト・リソース要求を作成して計画リソースを置き換えた後に、その要求を取り消した場合、割当ステータスは「計画」に戻されます。

要求済

プロジェクト・マネージャが「プロジェクト・リソースの管理」ページでプロジェクト・リソース要求を作成して計画リソースを置き換えると、割当ステータスが「要求済」になります。

要求を履行するためにリソース・マネージャがリソースを推薦し、プロジェクト・マネージャがその提案されたリソースを棄却した場合、割当ステータスは「要求済」に戻されます。

推薦するリソースをプロジェクト・マネージャが承認のためにリソース・マネージャに送信した場合、割当ステータスは「承認待ち」になります。

推薦済

リソース・マネージャが、プロジェクト・マネージャによる承認を待機している割当に対してリソースを推薦すると、割当ステータスが「推薦済」になります。

処理中

プロジェクト・マネージャが推薦されたリソースを評価している間の割当ステータスは「処理中」になります。

承認待ち

プロジェクト・マネージャが推薦されたリソースを承認のためにリソース・マネージャに送信し、リソース・マネージャの承認を待っている間は、割当ステータスは「承認待ち」になります。

置換待ち プロジェクト・マネージャがプロジェクトの確認済または予約済リソースに対して置換リソース要求を発行すると、割当ステータスは「置換待ち」になります。

確認済

次のいずれかの状況の場合、割当ステータスは「確認済」になります。

  • プロジェクト・マネージャが、プロジェクト・リソース要求を遂行するために確認済割当に対するリソースを承認した場合。

  • プロジェクト・マネージャが、予約済割当をプロジェクトで直接確認した場合。

  • プロジェクト・マネージャが、確認済割当に対する保留割当修正の承認、棄却または取消を行った場合。

  • プロジェクト・マネージャが、「確認済」ステータスのリソースを直接割り当てるか、確認済割当のリソースを別の管理対象のプロジェクト・エンタープライズ労務リソースに置き換えた場合。この処理を実行するには、プロジェクトへのプロジェクト・リソースの割当権限が必要です。

  • リソース・マネージャが、プロジェクト・マネージャの承認なしに「確認済」ステータスのリソースを割り当てた場合。この処理を実行するには、プロジェクト割当に対するプロジェクト・リソースの承認権限が必要です。

  • リソース・マネージャが、リソースを「確認済」リソースとして提案した場合。プロジェクト・マネージャがリソースを承認すると、リソースは「確認済」ステータスで割り当てられます。

  • プロジェクト・マネージャが、確認済リソースとしての承認を受けるために推薦されたリソースをリソース・マネージャに送信した場合。リソース・マネージャがリソースを承認すると、リソースは「確認済」ステータスで割り当てられます。

予約済

次のいずれかの状況の場合、割当ステータスは「予約済」になります。

  • プロジェクト・マネージャが、プロジェクト・リソース要求を遂行するために予約済割当に対するリソースを承認した場合。

  • プロジェクト・マネージャが、予約済割当に対する保留割当修正の承認、棄却または取消を行った場合。

  • リソース・マネージャが、プロジェクト・マネージャの承認なしに「予約済」ステータスのリソースを割り当てた場合。この処理を実行するには、プロジェクト割当に対するプロジェクト・リソースの承認権限が必要です。

  • リソース・マネージャが、リソースを「予約済」リソースとして提案した場合。プロジェクト・マネージャがリソースを承認すると、リソースは「予約済」ステータスで割り当てられます。

  • プロジェクト・マネージャが、予約済リソースとしての承認を受けるために推薦されたリソースをリソース・マネージャに送信した場合。リソース・マネージャがリソースを承認すると、リソースは「予約済」ステータスで割り当てられます。

修正待ち

次のいずれかの状況の場合、割当ステータスは「修正保留中」になります。

  • プロジェクト・マネージャが割当スケジュールを変更した後で、かつ、リソース・マネージャが修正を承認または棄却する前の場合。

  • リソース・マネージャが既存の割当を取り消すか、割当スケジュールを変更した後で、かつ、プロジェクト・マネージャが修正を承認または棄却する前の場合。リソース・マネージャに割当に対するプロジェクト・リソースの承認権限がある場合は、プロジェクト・マネージャの承認は必要ありません。

取消済

次のいずれかの状況の場合、割当ステータスは「取消済」になります。

  • プロジェクト・マネージャが、修正を取り消した後の場合。

  • リソース・マネージャが割当を取り消し、プロジェクト・マネージャがその取消を承認した後の場合。

リソース・マネージャにプロジェクト割当に対するプロジェクト・リソースの承認権限がある場合は、プロジェクト・マネージャの承認は必要ありません。