ストーリー・ポイントとは何ですか。
ユーザー・ストーリーの複雑さに基づくストーリーの相対的なサイズです。ストーリー・ポイントを使用して、アジャイル開発プロセスにストーリーを実装するために必要な「従事」を計測します。
製品のバックログ項目が完了する際に達成するストーリー・ポイントを考慮します。ストーリー・ポイントは、別のバックログ項目と比較した1つのバックログ項目の相対的なサイズを反映する一連の数字を使用して割り当てます。相対的なサイズおよび増加する番号を使用して、バックログ項目の複雑さを示します。アジャイル開発プロセスでよく使用される一連の数字は、0、1/2、1、2、3、5、8、13、20、40、100です。複雑なバックログ項目と比較して相対的に簡単なバックログ項目には、低いストーリー・ポイント番号を割り当てる必要があります。たとえば、2つの製品開発バックログ項目を作成し、各項目を完了するために必要なストーリー・ポイント数を見積もるとします。次の表は、2つの製品バックログ項目および各バックログ項目に割り当てられたストーリー・ポイントを示しています。バックログ項目1はより簡単で2個のストーリー・ポイントのみを必要としますが、バックログ項目2は複雑で13個のストーリー・ポイントを必要とします。
要件番号 |
要件名 |
ストーリー・ポイント |
---|---|---|
1 |
プロジェクト・リスト表のデフォルト・ソート順序の変更 |
2 |
2 |
プロジェクト経費リージョンの作成 |
13 |
ストーリー・ポイント数が少ないバックログ項目は、ストーリー・ポイント数が多いバックログ項目より速く完了することが期待されています。