拡張ワークシートでの認証の決定

認証者の場合は、ワークシートを使用して、レビューを任されたロール割当に関する認証の決定事項を記録します。各ユーザーとロールの組合せの開始時には、処理がまだ実行されていないことを意味する「レビュー」ステータスになります。目的は、ワークシート内のすべてのユーザーとロールの組合せについて、そのステータスを「ロールの保持」または「ロールの削除」に更新することです。

認証が、直属のマネージャが参加できるタイプである場合、認証者ワークシートにはユーザーとロールの組合せのレコードが含まれ、これらは任意の数の直属のマネージャの「自分のチーム」ワークシートにも表示されます。通常、認証者は直属のマネージャの処理を待機し、マネージャの決定によって認証者ワークシートが自動的に更新されます。ただし、認証者は、直属のマネージャが応答する前でも、これらの決定を変更したり、行動できます。

いずれの場合でも、認証者は、任意の数のユーザーとロールの組合せを一度に更新できます:

  1. 任意の数のユーザーとロールの組合せに対してチェック・ボックスを選択します。

    または、「すべて選択」をクリックすれば、設定したフィルタによって返されたすべてのレコードに適用されます。これらには、フィルタに適格だが、下にスクロールしていないのでまだ表示されていないレコードも含まれます。

    多数のレコードを選択するには、「すべて選択」をクリックしてから、不要なレコードの選択を個別に解除できます。そうすれば、現在のフィルタに一致し、選択を解除されていないすべてのレコードに処理が適用されます。

  2. 3つの処理ボタンの1つをクリックします。(これらのボタンは、ワークシートに割り当てられた認証者のみが使用でき、ワークシートへのアクセス権を持つロール・マネージャや所有者は使用できません。)
    • ロールの保持: ロール割当が適切に認証され、ユーザーはロールを保持します。

    • ロールの削除: ロール割当ては拒否され、セキュリティ管理者はロールへのユーザーのアクセス権を取り消す必要があります。

    • 調査: ユーザーとロールの組合せを認証する必要があるかどうかを判断する作業を継続します。

  3. パネルが開き、「コメント」フィールドが表示されます。「ロールの削除」を選択した場合、コメントは必須です。「調査」または「ロールの保持」を選択した場合、コメントはオプションです。必要に応じて、コメントを追加します。ユーザーとロールの複数の組合せを更新している場合は、各組合せのレコードにコメントが追加されます。

  4. パネルを閉じます: 右下隅の処理ボタンをクリックします。