拡張ワークシートでのその他の処理の実行

認証者ワークシートへのアクセス権を持つユーザーは、ユーザーとロールの組合せに関するコメントの作成や表示、添付の追加や表示、監査履歴の表示、認証プロジェクト全体に適用される詳細の表示ができます。

これらの処理を完了するには、「その他の処理」ボタンをクリックします。これにより、これらの4つすべての処理へのリンクを含むメニューが開きます。ただし、処理する適切な数のレコードを選択した場合にのみ、最初の3つの各処理を選択できます。

  • 「コメントの追加」オプションは、ユーザーとロールの1つ以上の組合せを最初に選択した場合にアクティブになります。パネルが開きます。

    ユーザーとロールの複数の組合せを選択した場合、選択したすべてのユーザーとロールの組合せに適用する新しいコメントを入力するフィールドがパネルに表示されます。コメントを入力して「追加」ボタンをクリックすると、パネルが閉じます。

    ユーザーとロールの組合せを1つだけ選択した場合、コメントを入力するフィールドがパネルに表示されますが、選択したレコードに対する既存のコメントもすべて表示されます。これらは、認証者がレコードの認証ステータスを更新するとき、またはユーザーがレコードのフォローアップ・アクティビティに参加するときに、この「その他の処理」オプションで追加された可能性があります。各コメントに対して、追加したユーザーの名前と画像、および追加した時間もパネルに表示されます。コメントを入力した場合は、「追加」ボタンをクリックして発行すると、パネルが終了します。新規のコメントを追加せずに既存のコメントをレビューしている場合は、「取消」ボタンをクリックすると終了します。

    ユーザーとロールの組合せにコメントが追加されると、ワークシート・グリッドのそのレコードの「コメント」列にアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、レコードのコメントを表示したり、コメントを追加できます。ユーザーとロールの組合せを1つ選択し、「その他の処理」 > 「コメントの追加」を選択した場合に作業するのと同じコメント履歴パネルで作業します。

  • 「添付の追加」オプションは、最初にユーザーとロールの組合せを1つだけ選択した場合にアクティブになります。(添付は一度に1つのレコードにのみ追加できます。)このオプションを選択すると、パネルが開きます。そこで、ドラッグ・アンド・ドロップというラベルが付いたフィールドにファイルをドラッグ・アンド・ドロップするか、URLフィールドにURLを入力またはコピーして「URLの追加」ボタンをクリックできます。通常、このような添付は、ユーザーとロールの個々の組合せに関する決定のサポート情報を提供することを目的としています。(開始中に、所有者が認証全体に添付ファイルを追加した可能性があります。これらは、認証詳細で入手できます。)

    添付が追加されると、最新から最古の順にパネルにリストされます。そのリストでURLをクリックすると、そのWebページを開くことができます。ダウンロード・オプションを選択すれば、ファイルを表示できます。両方のタイプの添付のリストには、削除オプションが含まれています。

    パネルを終了するには、クローズ・アイコン(×)をクリックします。少なくとも1つの添付がユーザーとロールの組合せに追加されると、ワークシート・グリッドのそのレコードの「添付」列にアイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、「添付」パネルを再度開くことができます。

  • 最初にユーザーとロールの組合せを1つだけ選択した場合は、「監査履歴」オプションがアクティブになります。(監査履歴は、一度に1つのレコードについてのみ表示できます。)このオプションを選択すると、パネルが開き、選択したユーザーとロールの組合せに関連するイベントの履歴が表示されます。たとえば、初期イベントは「ユーザーおよびロールの組合せが検出されました」です。パネルを終了するには、クローズ・アイコン(×)をクリックします。

  • 「認証詳細」オプションは、ユーザーとロールの組合せを最初に選択したかどうかに関係なくアクティブになります。このオプションを選択すると、パネルが開き、認証全体に関する情報が表示されます。これには、開始処理の一部として記述された認証プロジェクトの説明、そのタイプ(標準または連続)および期日が含まれます。ロールの合計数と完了数、およびユーザーとロールの組合せの合計数と完了数が表示されます。認証の開始時に所有者が追加したファイルおよびURL添付へのリンクが表示され、利害関係者(認証の所有者として承認されたユーザー)に関する情報が表示されます。パネルを終了するには、クローズ・アイコン(×)をクリックします。